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2026/07/06コラム

オフィスの暑さ対策はレイアウトの見直しが効果的!空調ムラの原因や効果的な対策を解説

日本の夏は近年猛暑続きで、オフィスの暑さ対策に悩んでいる経営者の方は多いでしょう。
暑さ対策といえば空調の増設をイメージしがちですが、実はオフィスのレイアウトを工夫すれば、快適性と省エネを両立できます。

そこで今回は、オフィスの暑さ対策に役立つレイアウト術をまとめました。
「エアコンを増設せずに暑さ対策したい」「夏の電気代負担を少しでも減らしたい」という方はぜひ参考にしてください。

 

INDEX


1.夏のオフィスの課題「空調ムラ」はなぜ起きる?主な原因2つ

2.オフィスレイアウトの見直しで暑さ対策!効果的な方法5選

3.内装の見直しも効果あり!レイアウト変更以外の暑さ対策

4.夏の空調ムラはオフィスレイアウトの見直しで改善できる

 

1.夏のオフィスの課題「空調ムラ」はなぜ起きる?主な原因2つ


オフィスの暑さ対策としてレイアウトを検討する際は、まず空調ムラの原因を把握しておく必要があります。

オフィスで空調ムラが起こる原因は大きく分けて2つあります。

 

室温のムラ

オフィスの室温そのものにムラがある場合、空調の効き方に差が生じる原因となります。

室温のムラの直接的な原因は、熱源の偏りです。
例えば、窓際は太陽光の影響を受けやすいため、それ以外の場所に比べると室温が高くなりやすい傾向にあります。
また、パソコンや複合機といったOA機器は発熱しているため、その周辺は室温が高くなりがちです。

このように、元々の室温に差があると、窓際やOA付近の席の人は暑さを感じやすい一方、それ以外の席の人は冷えに悩まされやすくなります。

 

空気の停滞

オフィス内の空気が停滞していると、空調の冷気が均等に行き渡らず、ムラが発生する原因となります。

具体的な例としては、冷気の通り道に背の高いパーティションがある、人の出入りが少ないなど。
また、オフィスの人口密度の高さも空気が停滞する原因の一つです。

 

2.オフィスレイアウトの見直しで暑さ対策!効果的な方法5選


前述した空調ムラの原因は、オフィスレイアウトを見直すことである程度対策できます。
逆にいうと、ムラの原因を解消できなければ、たとえ空調を増設しても根本的な解決にならない可能性があります。

安易な空調の増設はコスト増の原因にもなるため、まずは以下の方法でレイアウトを見直してみましょう。

 

空調ゾーニングの導入

空調ゾーニングとは、部屋の用途や使用時間、向きなどに応じてエリアを複数に分け、それぞれに応じて空調の調節を行うことです。

例えば、熱が集まりやすい窓際やOA機器の付近をパーティションで区切り、そこへ集中的に冷気が流れ込むようなレイアウトにすれば、室温の均等化に役立ちます。

ただし、パーティションの設置場所を誤ると、かえって空気の停滞を起こす原因になります。
空調からの冷気の流れを考慮しながら、どこにどうパーティションを設置するのがベストか、慎重に検討することが大切です。

 

サーキュレーターの導入

空調ゾーニングだけでは不十分な場合は、サーキュレーターを導入するのも一つの方法です。
空調の対角線上にサーキュレーターをやや上向きに設置すれば、室内全体の空気が対流し、冷気が一点に溜まるのを防げます。

なお、冷気がどこに溜まりやすいかはオフィスの構造やレイアウトによって異なるため、サーキュレーターを設置する前に空気の流れを簡易的にチェックしておくと良いでしょう。

具体的な例として、細いリボン状の布を室内のあちこちでかざして、空気の流れをチェックする方法があります。
また、オフィスの規模によっては複数のサーキュレーターが必要になるケースもあります。
サーキュレーター本体の適用畳数も製品ごとに異なるため、オフィスの面積に適したものを選ぶのがポイントです。

 

通気性の良いオフィス家具を導入する

オフィスチェアやソファを通気性の良いものに交換するのも有効です。
例えば、座面や背もたれがメッシュ製になっているものを選べば、熱を外に逃がしやすくなり、暑さや蒸れ対策になるでしょう。

より涼感を求めるなら、青や緑など涼しげなカラーで統一してみてはいかがでしょうか。

 

デスクの配置を見直す

空調の吹き出し口が直接当たるようなレイアウトになっている場合は、デスク配置の見直しを行ってみましょう。

空調の吹き出し口の真下や直線上など冷気の影響を受けやすい場所や、窓際・OA機器付近など熱源の影響を受けやすい場所を避けてデスクを配置すれば、暑さや冷えに悩まされるリスクを低減できます。

また、固定席を設けないフリーアドレスの導入を検討してみるのも一つの方法です。
体感温度には個人差があるため、従業員が自分にとって快適と感じる席を自由に選べるようになれば、不満やストレスが生じにくくなるでしょう。

 

OA機器の集約・移動

OA機器が複数あり、かつ室内のあちこちに分散されている場合は、あえて一箇所に集約した上で、執務スペースから離れた場所に設置する方法もあります。

OA機器周辺の熱量は上がりますが、距離があれば熱源の影響を受けにくくなるため、暑さ対策になるでしょう。
また、コピー機、プリンター、ファックスなど多数のOA機器を使っている場合は、複合機の導入を検討してみるのもおすすめです。

単一の機能しか持たないOA機器を複数設置するよりも、多機能の複合機を一台置いた方が熱量を抑えられる可能性があります。
熱量が少なくなれば省エネにもなるため、電気代節約も期待できて一石二鳥です。

 

内装の見直しも効果あり!レイアウト変更以外の暑さ対策


レイアウトの見直し以外にも、オフィスの暑さ対策に効果的な手段は複数あります。ここでは、レイアウト変更とあわせて検討したい暑さ対策を3つご紹介します。

 

ブラインド・遮熱カーテンの導入

窓にブラインドや遮熱カーテンを設置すれば、太陽光による室温の上昇を低減することが可能です。

ブラインドはスラット(羽)の角度を変えることで採光を微調整できます。
一方、カーテンは全開にしたり、半開にしたりと閉じ具合で採光量を調節できます。
両者は外観や手入れの方法も異なるため、オフィスの雰囲気やメンテナンスの手間なども踏まえて適切な方を選びましょう。

また、ブラインド・遮熱カーテンともにUVカット機能が備わっているものもあります。
暑さだけでなく紫外線の影響も気になる場合は、製品を選ぶ際にUV機能が付加されているかどうかもチェックすることをおすすめします。

 

遮熱シートを使用する

遮熱シートとは、窓に張り付けるだけで太陽光の熱を遮れる特殊なシートです。
透明または半透明になっているため、明るさを損なうことなく室温の上昇を防げるところが特徴です。

なお、遮熱シートもブラインドや遮熱カーテン同様、UVカット機能が搭載されているものが市販されています。

 

オフィスの緑化

つる植物を用いた緑のカーテンを屋上や壁面に導入すると、直射日光を大幅にカットできるといわれています。

オフィス緑化は見た目にも涼やかである他、心を癒す働きも期待できることから、従業員のストレス対策にも効果的でしょう。

 

3.夏の空調ムラはオフィスレイアウトの見直しで改善できる


夏のオフィスの空調ムラは、オフィスレイアウトの見直しで改善できる場合があります。

空調ムラは元々の室温ムラや、空気の停滞などが主な原因です。
現在のオフィスの空調ムラの原因を特定した上で、空調ゾーニングやサーキュレーターの導入、デスク配置の見直し、OA機器の集約・移動といった工夫を取り入れてみましょう。

「空調ムラの原因がいまいちはっきりしない」「レイアウトを変えてみたけれどあまり効果が実感できない」という場合は、専門業者に相談し、プロの力を借りてレイアウトの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

サン・プランナーは東京・名古屋を中心に、オフィスのレイアウト・プランニングから内装工事、電気・通信インフラ、家具販売、引越し、原状回復まで、オフィスに関するあらゆる事業を展開しています。

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