社員同士のコミュニケーションを活発化させ、新たなアイデアや価値を創出できるリフレッシュルームに注目が集まっています。
適度な気分転換で業務の効率化も進むと噂のリフレッシュルーム、その概要と使用例についてご紹介しましょう。
INDEX
1.リフレッシュルームとは
2.魅力的なオフィスづくりの具体例
3.まとめ
1.リフレッシュルームとは
リフレッシュルームは、オフィスで働く社員が主にリフレッシュすることを目的として利用する部屋のことです。
オフィスによっては、会議室のように大きな部屋を準備することもありますが、パーテーションやブースなどで部屋の一角を区切ってリフレッシュスペースとすることもあります。
リフレッシュルームを設置することで社員は適度に気分を切り替えられ、作業効率がUPする可能性が期待できます。
また、オフィスに来るのが楽しみになる、利用によってオフィスで楽しいひと時が過ごせるなど、「出社したいオフィス」、「働きたいオフィス」づくりにも一役かってくれることでしょう。
・休憩室との違い
休憩室は、飲食のための部屋、あるいは仮眠用の部屋など、目的を限定して利用することが多い部屋です。
一方で、リフレッシュルームは多目的に利用することを念頭において設置されます。用途を限定せずに利用できるのがリフレッシュルームの特徴です。
・リフレッシュルームの使用例
リフレッシュルームの使用例には、次のようなものがあります。
職場の環境や業種に合った利用方法を検討してみると、社員に喜ばれるリフレッシュルームが設置できるはずです。
【ミーティングルームとして】
リフレッシュルームは、少人数での軽い打ち合わせや、雑談の延長で自由にアイデアを出したい話し合いなどに利用できます。
仕事に伴う相談をしたり、採用面接の場としたり、リラックスしたいムードを作りたい時におすすめです。
【仮眠ルームとして】
ソファやビッグサイズのチェアを置けば、昼休みの仮眠スペースとしても活用できます。
日中に15〜20分程度の仮眠をとることは、モチベーション保持に良いとされているので、午後からの仕事を頑張りたい社員に喜ばれるかもしれません。
コーヒーサーバーや自販機、そしてお菓子BOXを設置すれば、簡易カフェとしてもリフレッシュルームを活用できます。
また、カフェのようなテーブルセット、オシャレなディスプレイを用意することで、ほっとひと息つける空間を作れます。
【簡易パーティルームとして】
プロジェクトの打ち上げや歓送迎会、ハロウィーンやクリスマスといったイベントのお茶会をするにも、リフレッシュスペースは役立ちます。
社員同士のコミュニケーションを密に取りたい時、社内にすぐ使える部屋があるのは便利ですよ。
2.リフレッシュルームを作るには
リフレッシュルームを導入したいと考えたら、まずは設置の目的や設置スペースの大きさなどを明確にしておく必要があります。
なお検討する上では、リフレッシュルーム設置のメリットを知っておくとスムーズです。
・リフレッシュルーム導入のメリット
リフレッシュルーム導入のメリットは、業種によって異なりますが、全オフィスに期待できるメリットは大きく次の3つを挙げることができます。
このメリットのうち、どれを最優先したいかによって、リフレッシュルームの用途や活用シーンも明確になるのではないでしょうか。
【社員のコミュニケーションが活発化する】
リフレッシュルームは、全社員が好きな時に利用できる部屋です。
そのため、いつもは交流のない社員同士が偶然顔を合わせたり、一緒に時間を過ごすこともあるでしょう。
交流が活発化することで、今までにないアイデアが出てきたり、社員同士の連帯が強くなったり、プラスの効果がいくつも生まれるはずです。
【集中力が持続しやすい環境を作れる】
人の集中力は、どれだけ継続しても60〜90分程度で一度は途切れると言われています。
長く集中力を切らさないで取り組める人は、実は最適なタイミングで適宜休憩を取ることで、高いパフォーマンスを発揮しているのです。
リフレッシュルームを作って、カフェスペースやマッサージチェアを使う、広いスペースを使って簡単なエクササイズを行い体を動かす、普段の仕事では接点のない人と話す、仮眠するという業務と離れた行動をすることで、集中力を持続しやすいマインドを作れるはずです。
【ブランディングに活用できる】
リフレッシュルームは、大企業をはじめとした先進的な企業がこぞって設置をしている今トレンドのオフィス機能です。
そのため、設置することで先進的なオフィスであることを内外にアピールすることができるでしょう。
優秀な人材の獲得や、営業を有利に進めたい時の「売り」となるのもリフレッシュルーム設置のメリットの一つです。
・快適なリフレッシュルームを導入する際のポイント
社員が快適に業務を行うためのリフレッシュルーム、本格導入を検討する時には、次の3点を決めておくとスムーズに設置が可能です。
【用途や活用シーンを明確にする】
カフェスペースを作りたいと思っても、ビルの使用条件で飲食不可となっている、マッサージチェアを置きたいけれど広いスペースが取れない、など理想と現実のミスマッチが起こることは往々にしてあります。
リフレッシュルームを設置する上で一番の優先事項は、社員がリフレッシュ&リラックスできる空間を作ることですが、用途や活用は現実に即したものにすべきでしょう。
リフレッシュルームは多目的に利用できると便利ですが、あまりに取り留めなく空間を作ってしまうと、却ってどの用途にも使いにくいという問題が起こってしまうこともあります。
リフレッシュルームを作ったのに利用されない、というのは悲しいことです。
活用するための部屋作りを考えていきましょう。
【オフィスの動線を把握する】
リフレッシュルームは、社員が集まりやすい場所に設置するのが理想的です。
また、リフレッシュルームは原則として社員が利用するものと先に書きましたが、中には得意先・研修生など社外の人も利用するように想定されたリフレッシュルームもあります。
自社にリフレッシュルームを作る場合は、社内専用ならどこに設置するのが利用しやすいか、また社外の人も使う想定をするならどの場所がふさわしいのかといった点も考慮しておく必要があるでしょう。
【リラックスできるレイアウトにする】
リフレッシュルームは、通常の業務から離れて気分を切り替えるための部屋です。
そのため、なるべくオフィスの雰囲気を感じさせない空間にするのがおすすめです。利用する人がオンオフの切り替えをすんなりできるような、そんなデザインを目指してみてはいかがでしょうか。
3.まとめ
リフレッシュルームは、今のオフィスを「働きたいオフィス」にするために有効な空間です。
集中力を保ちやすくするため、コミュニケーションを活発化するため、などさまざまな効果が期待できます。
部屋を作るスペースがない場合は、リフレッシュスペースとしてコーナーを作ることも可能です。
どんな部屋があったらいいかなというシミュレーションをするだけで、皆が笑顔になれるかもしれません。
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