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2023/01/19コラム

魅力的なオフィスには人が集まる?採用に強いオフィスとは。

近年の感染症拡大や働き方改革によって、ワークスタイルは大きな変化を見せています。

その変化に伴ってオフィス環境がより重要視されるようになり、働く社員だけでなく求職者からも注目を集めるようになりました。

時代に即した魅力的なオフィス空間を創出することで、採用活動にも大きなメリットをもたらします。

今回は、採用に強いオフィスのつくり方をご紹介していきます。

 

INDEX


1.採用に強いオフィスづくりのポイント

2.魅力的なオフィスづくりの具体例

3.まとめ

 

1.採用に強いオフィスづくりのポイント


採用活動を成功させるために、まずは実際に働いている社員のワークスタイルを見直す必要があります。

ワークスタイルを見直すために重要なポイントとなるのが、オフィス空間。

オフィス環境を整えることで、働く社員が快適に過ごせるうえ、生産性の向上や離職率の低下などのさまざまなメリットがあります。

ここでは、魅力的なオフィスづくりのポイントをご紹介します。

 

・機能性

オフィスデザインで必要不可欠となるのが、機能性。

社員が効率よく働くために、最も重要なポイントです。

ここでは、機能性を高めるための具体例を紹介します。

 

【ゾーニング】
ゾーニングとは、使い方や目的に沿ってスペースを区分けすることです。
例えば、応接室や会議室はエントランスから近い位置に設置しておくことで来訪者をスムーズに案内できます。
それぞれの場所を、用途と余白を意識したスペースにすることで、機能性とデザイン性に優れたオフィスになります。

 

【デジタル化・オンライン化】
デジタル化・オンライン化を推進することで、時間と場所にとらわれない働き方が可能になります。
例えばテレワークを取り入れることで移動時間や通勤ストレスを削減でき、その結果、生産性の向上につながります。
デジタル化・オンライン化を促進するためには、データ化やフリーアドレスも併せて導入しましょう。

 

【家具】
机や椅子など、社員が長時間使用する家具は機能性を重視しましょう。
座り心地や機能性を第一に考え、色はアースカラーがおすすめです。
身近な家具をアースカラーにすることで、ストレスの緩和や生産性の向上が図れます。
また、観葉植物やウォールグリーンも同様の効果が期待できます。
併せて導入を検討しましょう。

 

・デザイン性

デザイン性は社員の意欲に影響します。

オフィスをおしゃれにつくり変えることでモチベーションや帰属意識を高められるほか、採用活動にもプラスに働きます。

ここでは、おしゃれなオフィスづくりのポイントをご紹介します。

 

【コンセプトを定める】
オフィスデザインのコンセプトとは、単なる見映えの美しさだけでなく企業の想いを意味しています。
自社が大切にする想いや社員に求める働き方など、自社にあったコンセプトを明確にしましょう。

 

【統一感を出す】
デザインを統一することで、洗練された雰囲気の演出が可能になります。
統一感を出すために最も重要なポイントは、色使いを意識することです。
オフィスデザインに使用するテーマカラーを決め、その色と同じトーンや同系色を使用してインテリアを揃えることで、一気にバランスの良いオフィス空間になります。

 

【インテリアを工夫する】
おしゃれなオフィスの中でもポイントとなるのがインテリアです。
定めたコンセプトに沿って統一感のあるインテリアにすることで、おしゃれな空間を演出できます。
コンセプトに合った小物や絵を飾ることで、よりクリエイティブな雰囲気が醸成されます。

 

2.魅力的なオフィスづくりの具体例


社員の満足度を高める、魅力的なオフィスづくりの具体例をご紹介します。

 

・執務スペース

【空調】
オフィスの温度と湿度は、社員の集中力に大きく影響します。
生産性を向上させるための最適な気温は21~25度、湿度は40~70%です。
人の動線だけでなく“空気の動線”も意識し、快適な執務スペースを整えましょう。

 

【BGM】
BGMは快適なオフィスを形成するうえで大切な役割を担っています。
社員のストレス軽減・モチベーションの向上に効果があり、オフィスの雰囲気も和やかになります。
音は図面からでは確認できないので、内装工事に入る前にデザイン会社に確認しましょう。

 

【照明】
オフィスの照明基準は750lx(ルクス)-5000K(ケルビン)が最も満足される明るさであるようです。
暗いオフィスは業務に支障を来すだけでなく、求職者が面接に訪れた際の印象にも関わってきます。
照明を選択する際は、デザインや色合いだけでなく、第一印象という観点でも検討してみましょう。

*ルクス・・・光の明るさを示す単位
*ケルビン・・・光の色を示す単位

 

・エントランス

企業の顔ともいえるエントランスは 1歩入った瞬間に企業のイメージが決まります。

そのため、企業の個性デザインに反映させることで、来訪者が企業に抱く印象に良い影響を与えられるでしょう。

コーポレートカラーを用いて統一感のあるデザインにし、企業理念を掲示することで企業の方向性を伝えることができます。

また、十分なウェイティングスペースを設けて待ち時間が苦痛にならないような居心地の良い環境であることも、デザインをするうえで重要なポイントです

 

・社員のためのスペースづくり

社員のための各種スペースを設置することで、働きやすい空間であることを求職者にアピールできます。

実際、多くの企業が働きやすさを向上させるためにさまざまなスペースを設置しています。

ここでは、おすすめのスペースを紹介します。

 

【集中スペース】
フリーアドレスオフィスでは、コミュニケーションは円滑になりますが、一人で集中したいときには過ごしにくい空間となってしまいます。
周りを覆われた集中スペースは、プライベートな空間を確保でき、集中力を要する作業にも適しています。

 

【マグネットスペース】
マグネットスペースとは、休息や用事のために人が集まる、部署の垣根を越えて共同で利用できる空間のことです。
コピー機周辺や休憩スペース等を指し、場の共有によって社員同士の接点が増えるためコミュニケーションの活性化に役立ちます。

 

【リラックススペース】
社員が十分な休息を取ることは生産性の向上につながります。
休憩スペース・カフェスペース・仮眠スペースなどを設け、飲み物を充実させたり、推薦図書やマンガを置くなど工夫することで、社員同士の気軽な交流の場となり、リラックスのできる過ごしやすい空間となります。

 

【ミーティングスペース】
会議室と比べて開放的で気軽に利用できるため、社内のコミュニケーション活性化につながります。
社員同士で気軽な情報共有や意見交換もしやすくなり、新しいアイデアを生み出す場としても活躍します。

 

【フリースペース】
大人数を収容できるフリースペースは、レイアウトによってさまざまな用途で使用することができます。
少人数の打合せから社内行事まで活用でき、社員同士の交流に便利です。

【オープンスペース】
開放感のあるオープンスペースは守秘性の低い打ち合わせや商談に適しています。
ミーティングスペースやリフレッシュエリアと兼用している企業もあります。

 

【立ち話スペース】
立ち話スペースは短時間の打ち合わせや雑談スペースとしても適しています。
あえて席を設けないことでいつでも気軽な交流ができ、会議や打ち合わせ時間の短縮化にもなります。

 

3.まとめ


以上、採用に強いオフィスづくりについてご紹介しました。

採用に強いオフィスづくりのために、まずは実際に働く社員にとって快適なオフィスを創出する必要があります。

時代と共に変わりゆくワークスタイルに合わせて、オフィス環境を整備しましょう。

 

サン・プランナーは東京・名古屋・福岡を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。

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