開放感を感じさせる白いエントランスは緩やかな曲線がゆったりとした印象を与えるデザインコンセプトです。
全てのエリアをゆったりとした空間にしたいというご要望から、空間に余白を設け『白』を使った様々な見せ方をご提案しました。
同じ「白」でも、漆喰・壁面クロス・床材・吸音パネル・照明・家具など建材やテクスチャによって色味や雰囲気は様々です。
コンセプトに合わせて組み合わせを変えることにより空間にリズムをもたらします。
コロナ禍が続く中でオフィスレイアウトにも変化があり、ワークスペースでは隣とのデスクの距離をとり、ゆとりのある動線計画も取り入れています。
また空間にも余白を作りフリーで使えるリラックススペースやCAFEスペースは、社員のエンゲージメント向上に繋がります。

OPENな空間にWEBの会議が出来るスペースがほしいというご要望から、WEBブースと吸音パネルを設置しました。
立っている人から完全に目線が隠せるハイタイプのWEBブースをご提案しました。
OPENな空間でのWEBの打ち合わせには声の響き、漏れ、背景の映り込みに工夫が必要です。
側面と背面壁のパネルは吸音材でできていて声の響きを防ぐ効果があります。
壁を背面にする事で声の広がりと、画面の映り込みに配慮しました。

今回設置した吸音パネル「FLAP＆FLAT」。
壁から浮かして取り付けることでパネルの両面で音を吸収します。
パネルの正面からの音だけでなく、壁から跳ね返ってきた音を裏面でキャッチします。
FLAP（Abitastyle）