立体駐車場の立て直しに伴い平面駐車場・外構アプローチの設計・デザイン・施工・プロジェクトマネジメントを行いました。

舗装は、それぞれのエリアの使用目的に合わせて選定
・歩行者エリア：車の乗り入れ場所でもある為、20mm以上の頑丈なタイルを使用。
乗り入れスペースと歩行スペースのタイルを差別化することで裏口へと続く歩行者の動線を表現。
・平面駐車場：耐久性に優れた土間コンクリートを使用しシンプルなデザインに。
土間コンクリートは真夏の直射日光による表面温度の上昇もアスファルトと比べて大きく軽減されます。
・立体駐車場：排水性の高いアスファルト舗装。短い施工時間で済みコストが安いのも特徴です。

隣接するビルとの境界には壁を建てることで目隠しの効果を。
基礎を掘り鉄骨で頑丈な柱を建てることで高さ1.8ｍほどの壁とタイルの重さにも耐えられます。
コンクリートブロックを積み上げる方法もありますが地震などの際、転倒する危険があるので今回の工事では設計段階で除外するが必要がありました。

防犯効果のある照明計画を施し、また意匠で魅せるライティングは夜にはビルを幻想的に見せてくれます。