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2025/12/08コラム

理想のオフィスを予算内で実現するには?内装工事のコストを節約する7つの方法

新しいオフィスへの移転や既存オフィスのリニューアルは、企業の成長・発展に欠かせない重要な投資です。

しかし、内装工事は自由度が高いため、予算が膨らみやすいといわれています。

無計画にデザインやレイアウトを決めると予算を大幅にオーバーしてしまう可能性があるので、内装工事のコストを節約するコツや方法をしっかり押さえておきましょう。

本記事では、オフィスの内装工事にかかるコストを押さえるコツを分かりやすく解説します。

 

INDEX


1.予算内で理想のオフィスを実現!内装工事のコストを抑える方法7つ

2.まとめ

 

1.予算内で理想のオフィスを実現!内装工事のコストを抑える方法7つ


予算内でイメージ通りのオフィスを実現するためには、必要なものの厳選やデザイン・レイアウトの工夫、複数業者からの相見積もりなど、さまざまなアイデアを取り入れることが大切です。

ここではオフィスリニューアルに伴う内装工事のコストダウンを実現する方法を7つご紹介します。

 

・本当に必要な工事を厳選する

オフィスの内装工事は、機能性やデザイン性を求めるほどコストが高くなる傾向にあります。

あれもこれもと欲張ると予算をあっという間にオーバーしてしまうので、オフィスリニューアルのコンセプトや目的を基に、本当に必要なものだけを厳選して取り入れることを意識しましょう。

そのためには、まず自社の課題を洗い出し、何をどうすれば課題を解決できるのかを明確にすることが大切です。

課題が複数ある場合、全ての解決を目指すと予算が膨れあがる可能性があるため、優先的に解決したい課題をリストアップしていくと良いでしょう。

 

・居抜き物件を選ぶ

オフィスを移転する場合は、前の入居者が利用していた内装や設備、什器などが残っている居抜き物件を選ぶのも一つの方法です。再利用できるものは新調せずに済むため、内装工事のコストを大幅に節約できるでしょう。

ただし、設備や什器が劣化している場合、不具合や故障が発生する可能性が高くなります。

修繕やメンテナンスのコストがかさんでしまうと節約効果も薄れてしまうので、居抜き物件を選ぶ場合は内装や設備、什器が問題なく利用できるのかどうかをきちんと確認しましょう。

また、居抜き物件のレイアウトや間取りがリニューアルイメージとかけ離れている場合、大がかりなリフォーム工事が必要になることがあります。

リフォーム工事は規模が大きくなるほど予算がかさむので、自社のニーズや目的に合ったレイアウト・間取りになっているかどうかも入念にチェックしましょう。

 

・使用する材料のグレードにメリハリを付ける

内装工事に使用する建材や部材にはさまざまな種類があり、ハイグレードなものほど値段も高くなります。

全ての場所にハイグレードの建材や部材を使うと、予算を超えてしまう可能性が高いので、こだわりたい場所とそうでない場所で素材のグレードを使い分けましょう。

例えば、来訪者が利用するエントランスや応接室、従業員が長時間過ごすワークスペースにはハイグレードな素材を選び、倉庫や資料室など人目に付きにくい場所にはコストを抑えた素材を使うことで、機能性と予算のバランスが取りやすくなります。

オフィスレイアウトを決める際、場所ごとに優先順位を付けておくと、素材のグレードの選定もスムーズに進みます。

 

・オフィス家具や備品は新品にこだわらない

全てのオフィス家具やOA機器、備品などを新調するとかなりの費用がかかり、予算を圧迫する原因となります。

現在利用しているオフィス家具や備品の中にまだ利用できるものがある場合は、積極的に再利用しましょう。

また、家具や備品の入れ替えを行う場合も、新品にこだわらず、中古品を検討してみるのも一つの方法です。

予算の関係上、なかなか手を出しにくい高機能かつスタイリッシュな家具も、中古品であれば予算内で購入できる可能性があります。

ただし、居抜き物件の項目でも説明した通り、状態の悪い中古品を再利用すると、かえってメンテナンス費がかさむ恐れがあります。

そのため、既存品を再利用する場合や中古品を購入する際は、物の状態をよく確認し、長く使えるかどうかを見極めることが大切です。

 

・オフィス家具やOA機器を自社で手配する

オフィス家具やOA機器を新しく購入する場合は、製品選びから発注まで自社で対応することで、コスト削減につながります。

家具・OA機器の発注はオフィスデザイン会社や内装工事業者に一任することもできますが、取り扱っているメーカーが限られるため、コストが割高になる可能性があります。

一方、自社で製品の選定・発注を行えば、リーズナブルな組み立て家具やBTO(受注生産)のOA機器なども導入できるため、家具・OA機器の購入費を削減できるでしょう。

また、内装工事業者の中には、リユース品やアウトレット品を含むオフィス家具を、予算に合わせて提案してくれるサービスを行っているところもあります。

オフィス家具のコストを抑えたい場合は、まず業者に相談してみるのも良いでしょう。

ただし、自社でオフィス家具やOA機器を手配したり、家具を組み立てたりするのはそれなりの手間がかかります。

オフィス移転やリニューアルまでのスケジュールに余裕がない場合、ゆっくり選定・発注できなくなる可能性があるので、早めに準備を始めましょう。

 

・複数の業者から相見積もりを取る

内装工事の料金体系は業者ごとに異なるため、同じ条件で見積もりを取っても提示された金額に差が出る場合があります。

1社からしか見積もりを取らないと、その金額が妥当なのかどうか判断できず、場合によっては相場よりも高い出費になる可能性があります。

適正な費用相場を知るためにも、オフィスの内装工事の見積もりは複数社から取り寄せ、比較することが大切です。

なお、見積もりをチェックする際は費用の総額だけでなく、工事内容や内訳が詳細に記載されているかどうかを確認しましょう。

「内装工事一式」といった曖昧な記載で、内訳やそれぞれの単価が印されていない場合、必要な工事が行われなかったり、後から追加料金を請求されたりするリスクが高くなります。

見積もりで分からないことがあった場合はすぐに業者に問い合わせ、不明点を解消してから比較するのがポイントです。

 

・実績豊富なワンストップの業者に依頼する

オフィスの内装工事を請け負っている業者は複数ありますが、実績の数やサービス内容には大きな違いがあります。

実績が豊富な業者はさまざまなニーズやケースに対応してきた経験やノウハウがあるため、予算内で理想のオフィスを実現するための提案を行ってくれるでしょう。

また、内装工事のサービス範囲もよく確認しておくことが大切です。

一度の内装工事に複数の業者が関わると、業者間の連携に遅延が生じたり、重複費用が発生したりする原因となります。

設計から施工、アフターケアまで一貫して対応してくれるワンストップの業者に依頼すれば、費用の交渉もしやすく、トータルでのコストダウンを実現しやすいでしょう。

 

2.まとめ:内装工事の節約ポイントを押さえながら理想のオフィスを実現させよう


予算の範囲内で理想のオフィスを実現するには、計画段階からコストを節約する工夫を取り入れることが大切です。

必要な工事と不要な工事の見極めからスタートし、居抜き物件の利用や使用する材料のグレード選定、中古品や自社発注の検討などを行えば、オフィスリニューアル工事にかかる費用を大幅に節約できるでしょう。

また、内装工事業者を選ぶときは複数社から見積もりを取る他、実績豊富でワンストップサービスを提供してくれるところを選ぶのもコストダウンにつながります。

サン・プランナーは東京・名古屋を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。

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