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2025/10/10コラム

会議室のレイアウトはどうやって決めればいい?必要な広さや適切なデスクのサイズ、レイアウト事例を紹介

企業にとって会議室は重要なコミュニケーションを取る場所の一つです。

有意義な意見を交わすためには、機能的かつ快適なレイアウトを取り入れ、会議にふさわしい環境を整えることが大切です。

そこで今回は、会議室のレイアウトにお悩みの方向けに、会議室の主な種類や、会議室に必要な広さ、デスクの種類とサイズ選びのポイント、効果的な会議室レイアウトの事例についてまとめました。

 

INDEX


1.会議室の主な種類とそれぞれの目的

2.会議室に必要な広さの目安

3.会議室に設置するデスクの種類と適切なサイズ

4.シーンや用途に応じた会議室レイアウトの事例

5.まとめ

 

1.会議室の主な種類とそれぞれの目的


会議室と一言にいっても、広さや規模によって複数の種類に分かれており、それぞれ用途や目的に違いがあります。

ここでは会議室の主な種類とそれぞれの用途・目的をまとめました。

 

・小規模会議室(ミーティングルーム)

参加者が10人未満の小規模な会議やミーティングに適した会議室です。

デスクを挟んで社員が向かい合うように着席するレイアウトになっているのが一般的で、参加者同士でコミュニケーションを取りやすいというメリットがあります。

 

・中規模会議室

10人~20人くらいの利用を想定した会議室です。

長机をカタカナの「ロ」の字型や「コ」の字型に配置するレイアウトが一般的で、全員の顔を見渡しやすい点が特徴です。

 

・大会議室

30人以上の社員が参加することを想定した大規模な会議室です。

この規模の会議はお互いに意見を交わすというより、演壇に立った発表者の意見をその他の参加者が聴くという形式になるため、学校の教室を模したスクール形式と呼ばれるレイアウトが採用されるのが一般的です。

 

・Web会議室

オンラインで行うWeb会議に特化した会議室です。

電源やWi-Fi設備、パソコン、スクリーン、高音質のスピーカーなど、Web会議に必要な設備が一通りそろっているところが特徴です。

 

2.会議室に必要な広さの目安


会議室の広さは、想定する参加者の人数や用途によって異なりますが、一般的な広さの目安は以下の通りです。

 

会議室 広さの目安
  • 小規模会議室
  • 中規模会議室
  • 大会議室
  • Web会議室
  • 5㎡~6㎡
  • 20㎡~30㎡
  • 60㎡~120㎡
  • 1㎡~

Web会議室は、1人用から複数人用までさまざまな規模があり、1人用であれば1㎡程度でも十分ですが、4人用なら30㎡以上必要となる場合もあります。

また、機材や設備などを設置するとなるとさらにスペースが必要になる可能性もあるため、会議室の広さを決めるときは利用人数を想定し、どのような機材・設備を使用する予定があるのかなどをあらかじめ決めておく必要があります。

 

3.会議室に設置するデスクの種類と適切なサイズ


会議室に設置するデスクにはさまざまな種類とサイズがあります。

用途や目的、会議室の参加人数に適したデスクを選ぶことが会議室の利便性を高める重要なポイントです。

ここでは会議室のデスクの主な種類と、適切なサイズをそれぞれ説明します。

 

・会議デスクの主な種類

会議デスクの種類は大きく分けて固定タイプと折り畳みタイプの2つに分類されます。

固定タイプは会議室に常設する会議デスクのことで、一般的にサイズが大きく、デザイン性にも優れているところが特徴です。

その部屋が会議以外の用途に使われることがなく、かつ参加人数が決まっている場合に重宝します。

一方の折り畳みタイプは、使わない場合にコンパクトに収納できるところが特徴です。

参加人数に合わせて必要なぶんだけ設置するという柔軟な使い方ができるので、参加人数が変則的な会議に便利です。

なお、折り畳みタイプは脚を折りたためるタイプと、天板を前に倒すスタック式があります。

 

・適切なデスクサイズ選びのポイント

会議室に設置するデスクサイズは、参加者1人あたりに必要なスペースから計算するのが基本です。

1人あたりに必要なデスク幅は、参加人数や会議の所要時間などによって異なります。

 

奥行き
短時間の会議の場合 60cm~70cm 45cm~60cm
長時間の会議やPCを使う場合 70cm~80cm 60cm~80cm
2対2で向かい合って座る場合 120cm~140cm 90cm~120cm
コの字型で片側に5人が座る場合 300cm~350cm 45cm~60cm

 

4.シーンや用途に応じた会議室レイアウトの事例


会議室のレイアウトは、どのくらいの広さに、どのようなデスクを、どのように配置するかによって、さまざまなパターンが考えられます。

ここでは一例として、シーンや用途に合わせた会議室レイアウトの事例を4つご紹介します。

 

・オフィスの一画にミーティングルームを設置する場合

オフィスの一画にオープンスタイルのミーティングルームを設置する場合、省スペースの対面式デスクを設置するのが一般的です。

また、執務エリアでの作業の妨げにならないよう、ミーティングルームは個人のデスクからなるべく離れた場所に設置した上で、パーティションなどを使って空間を区切ると騒音や視線対策になります。

 

・さまざまな用途に適した会議室にする場合

会議だけでなく、研修や講習、ワークショップなどさまざまな用途に使用する会議室にしたい場合は、可動式や折り畳み式のデスク・チェアを配置します。

例えば、研修や講習の際には、長机を演壇に向かってセミナー形式に配置します。

一方、ワークショップの際には、向かい合わせにしたデスクを使用して、いくつかのグループ(島)を作るなどの方法が考えられます。

可動式かつ折り畳み式のデスク・チェアなら、使わないぶんは壁際などに寄せておけるので、スペースを有効活用できます。

なお、デスクはあえて1人用のものを複数用意し、シーンに応じて自由にレイアウトするのも一つの方法です。

 

・Web会議に対応した会議室にしたい場合

対面会議ではなく、Web会議に特化した会議室を作りたい場合は、映像や音響設備、ICT設備を充実させる必要があります。

具体的には、高性能なマイク・カメラ、コンセント付きのデスク、Wi-Fi環境などです。

1人用の場合は周囲の視線や音が気にならないよう、専用のブースを設置した方が良いでしょう。

また、本社と支社間などで複数人が参加するWeb会議を行う場合は、大型モニターや360度カメラ、広範囲の声を拾える高感度マイクなどの設備が必要になります。

 

・立ったままミーティングするスタンディング形式の会議室の場合

近年はあえてチェアを設けず、立ったまま話し合いを行うスタンディング形式の会議室に注目が集まっています。

チェアがないぶん、省スペースで設置できる上、腰を据えて話し合いをする堅苦しい雰囲気がないのでカジュアルに使えるという利点があります。

このような会議室を作る場合は、立ったまま使えるスタンディングデスクを設置するのがポイントです。

スタンディングデスクは、使う人の身長に合った高さを選ぶのが基本です。

ただし、会議室は複数の人が使うため、必要に応じて高さを調整できるタイプを設置することをおすすめします。

なお、スタンディング形式の会議室は気軽に使えるところがポイントなので、オフィスの一画に設置するケースが多いようです。

その場合、執務エリアとのゾーニングを行えるよう、パーティションなどを活用することも検討してみましょう。

 

5.まとめ:会議室のレイアウトは用途やシーンに合わせて決めるのがポイント


会議室のレイアウトや広さは、用途やシーン、参加人数などによって大きく異なります。

まずは会議室を誰が、何に使うのかを明確にし、快適かつ機能的に使うにはどのくらいの広さが必要で、どういった家具・設備を置くべきかを考えると良いでしょう。

「こういう使い方をしたいけど、どのくらいの広さが必要か分からない」「予算内で理想の会議室を実現するにはどうすればいいんだろう」といった悩みや不安がある場合は、プロに相談しながらレイアウト・設計してみてはいかがでしょうか。

サン・プランナーは東京・名古屋を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。

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