NEWS

新着情報

2025/08/04コラム

生産性や創造力アップに役立つ五感を刺激するオフィスとは? 主な効果とメリット、アイデアを紹介

オフィスのレイアウトやデザインは、そこで働く人の労働生産性やモチベーションを大きく左右します。

近年では五感を意識したオフィスレイアウトに注目が集まっており、多くの企業が視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚に働きかける職場づくりに力を注いでいます。

そこで今回は、オフィスの移転や改修、レイアウト変更を検討している方向けに、五感を刺激するオフィスに期待できる効果とメリット、具体的なデザイン・レイアウトのアイデアをまとめました。

 

INDEX


1.五感を刺激するオフィスの定義

2.五感を刺激するオフィスに期待できる効果とメリット

3.適度な装飾をオフィスに取り入れるポイント

4.まとめ

 

1.五感を刺激するオフィスの定義


五感を刺激するオフィスとは、その名の通り、人の視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚に刺激をもたらす要素を取り入れたオフィスのことです。

人は五感を通して外部からさまざまな情報を受け取り、瞬時に脳に伝えられる仕組みになっているため、五感と脳には密接な関係があると言われています。

そのため、五感をあえて刺激するオフィスレイアウトを採用すると、脳に刺激が伝わり、モチベーションアップやストレス軽減などさまざまな効果を期待できるとされています。

 

2.五感を刺激するオフィスに期待できる効果とメリット


五感を刺激するオフィスを採用した場合に期待できる具体的な効果とメリットを5つご紹介します。

 

・労働生産性の向上

五感を刺激すると脳が活性化され、仕事への集中力が増すため、従業員一人あたりの労働生産性の向上が期待できます。

現代の日本では少子高齢化に伴い、慢性的な人手不足に陥っている産業が多いため、限りある人材でいかに効率良く業務を回すかが重要です。

五感を刺激するオフィスにすれば、新たな人手を採用しなくても労働生産性がアップできるため、売上・業績アップはもちろん、新たな人材を確保する際の採用コストや教育コストの削減も期待できるでしょう。

 

・ストレス軽減

目に心地良いデザインや、リラックスできる香りなどを取り入れたオフィスは癒やし効果が高く、そこで働く人のストレス解消に役立ちます。

ストレスが慢性化すると仕事のパフォーマンスに支障をきたすのはもちろん、場合によっては心身に不調を起こす原因にもなるため、五感を刺激するオフィスレイアウトは従業員の健康維持にも役立つでしょう。

 

・創造力の強化

五感を刺激すると、脳が活性化されて、新たなアイデアや革新的な考え方を生み出す創造力が強化されます。

クリエイティビティな部署はもちろん、それ以外の部署・部門でも業務効率化のためのワークフローを生み出したり、顧客への提案力に磨きが掛かったりと、さまざまなメリットを期待できるでしょう。

 

・従業員エンゲージメントの向上

従業員エンゲージメントとは、従業員が企業に対して抱く帰属意識や貢献意欲、信頼度を測る指標のことです。

従業員エンゲージメントが高ければ高いほど、企業への愛着が湧き、仕事へのモチベーションアップや定着率の向上が期待できます。

五感を刺激するオフィスレイアウトを採用すれば、従業員は「労働環境の改善に力を入れてくれている」「自分たちのことを考えてくれている」という意識が芽生え、エンゲージメントが向上しやすくなります。

また、快適なオフィスはストレスフリーで居心地が良く、「ずっとここで働きたい」という愛着を抱きやすくなるのも大きな利点です。

 

・コミュニケーションの活性化

五感を刺激するオフィスの中には、仕事の手を止めて休憩できるリラクゼーションルーム、カフェスペースなどを設けているケースが多数見受けられます。

これらのスペースは憩いの場であると同時に、従業員同士がコミュニケーションを取る場所にもなります。

部署や部門といった垣根を越えて交流を深められれば、企業の一体感が高まる他、他の部署・部門の従業員と接触することで新たなアイデアが湧くなど、創造性の面でも良い効果が期待できるでしょう。

 

3.五感を刺激するオフィスづくりの具体的なアイデア


五感を刺激するオフィスづくりのポイントや具体的なアイデアを紹介します。

 

・視覚を刺激するオフィスのアイデア

人が受け取る情報の約8割は視覚によるものと言われていることから、オフィスのビジュアルは特に従業員に与える影響が大きい要素と考えられます。

そのため、オフィスの視覚に関連する要素は慎重に検討しましょう。

オフィスの視覚に影響する要素としては、具体的に以下のようなものが挙げられます。

・壁・床・天井・家具などの色
・照明

中でも壁・床・天井はオフィスの面積の大半を占める要素であり、配色の仕方によってオフィスの雰囲気が、がらりと変化するため、求める効果に合わせて選択することが大切です。

例えば、リラクゼーション効果を高めたいのなら緑色、モチベーションアップを狙うなら赤色、集中力をアップさせたいなら青色などがおすすめです。

複数の色を組み合わせてもOKですが、あまり多くの色を使うとまとまりのないデザインになってしまうため、テーマやコンセプトに合わせて同系色でまとめると良いでしょう。

メリハリのあるデザインにしたいのなら、壁の一面にだけ差し色を入れるなどのアイデアも有効です。

一方、照明については場所に応じて明るさの度合いや光の色を変えるのがポイントです。

例えば、仕事を行う執務スペースは手元が見えやすいように明るめの照明を取り入れ、リラクゼーションスペースはあえて照度を落とし、落ち着いた雰囲気を出すなどの工夫を取り入れましょう。

 

・聴覚を刺激するオフィスのアイデア

聴覚を刺激するには、心地良いサウンドやBGMをオフィスに流すのが効果的です。

有線サービスなどを利用し、ヒーリングミュージックや自然音など、誰もが心地良いと感じる音を控えめに流すと良いでしょう。

 

・嗅覚を刺激するオフィスのアイデア

嗅覚を刺激するアイデアとして一般的なのがアロマの活用です。

オフィスの一画にアロマディフューザーを設置し、求める効果に合わせたアロマオイルを使用しましょう。

例えば集中力を高めたいのならフレッシュな柑橘系、リラックス効果を求めるなら優しいフローラル系、脳を活性化させたいときはハーブ系の香りが効果的とされています。

 

・触覚を刺激するオフィスのアイデア

触覚を刺激したいときは、従業員の手が触れるものの質感や素材にこだわるのがポイントです。

例えば、デスクや椅子、床、壁などの素材をぬくもりのある木材にしたり、リラクゼーションスペースを裸足で上がれる畳の小上がりにしたりすると、素材ごとの異なる質感が脳にほどよい刺激をもたらしてくれます。

 

・味覚を刺激するオフィスのアイデア

味覚を刺激するオフィスにするには、カフェやキッチン、社食などを設けるのが効果的です。

おいしい飲食物は従業員の心や体を癒す糧となりますし、福利厚生の一環として設備を整えれば従業員エンゲージメントの向上も期待できます。

予算の関係で大がかりな設備を導入するのは難しいという場合は、オフィスの一画にウォーターサーバーを設置し、コーヒーのドリップバッグや紅茶のティーバッグを添えてフリードリンク制にするのもおすすめです。

 

4.まとめ:五感を刺激するオフィスで快適な職場を目指そう


視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚に刺激を与えるオフィスデザインは、労働生産性の向上やストレス軽減、創造力の強化、従業員エンゲージメントの向上など、さまざまな効果が期待できます。

オフィスを移転する際や、内装の改修などを行う場合は、働く人の五感をほどよく刺激する要素を積極的に取り入れ、機能的かつ快適な職場を目指してみましょう。

自社のニーズや予算に適したオフィスデザインの考案に悩んだら、プロに相談して二人三脚で計画を進めていくのがおすすめです。

サン・プランナーは東京・名古屋を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。

「電源コンセントや分電盤設置工事」・「照明器具設置工事」・「エントランスや外壁などの照明器具設置」・「LED電球を使用した省エネルギー・低コストのご提案・工事」・「空調設備工事」・「セキュリティ工事」・「サーバー移設・新設」・「VPN・無線LANの架設」等、オフィスづくりをサン・プランナー1社だけで全てを終わらせることができます。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

CONTACT

お問い合わせ

オフィスデザイン・移転/内装・設備工事/原状回復からリノベーション
お見積り・ご依頼・お問い合わせは、お気軽にサン・プランナーへ!