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2025/06/05コラム

壁面デザインが会社を変える!印象を高めるオフィスウォールのアイデア集

多くの企業が「来訪者への印象が弱い」「社内のコミュニケーションが不足している」など、オフィス環境の課題を抱えています。

これらの問題を解決する一つの手段に、オフィスの壁の活用があります。

壁の配置やデザインによって、企業イメージの向上や従業員の生産性、社内のコミュニケーション活性化にもつながる可能性があります。

本記事では、オフィスの壁がもたらす効果や壁の種類、設置する際の具体的なステップ、実践アイデアまでを詳しく解説します。

特に機能性とデザイン性を兼ね備えた壁の活用法を知りたい方は、参考にしてみましょう。

 

INDEX


1.オフィスの壁がもたらす効果

2.オフィスの壁の種類

3.オフィスの壁を作るステップ

4.オフィスの壁に取り入れられるアイデア6選

5.まとめ

 

1.オフィスの壁がもたらす効果


オフィスの壁は、企業のイメージや働きやすさを大きく左右する要素の一つです。

オフィスの壁面は、訪問者が抱く第一印象を左右し、その印象がそのまま企業イメージとして定着することも少なくありません。

適切にデザインされた壁は、来客者に好印象を与えるだけでなく、従業員のモチベーション向上や業務効率化にも貢献します。

また、適切な場所に壁を設けることで、集中しやすい環境づくりや部署間のコミュニケーション促進といった効果も期待できるでしょう。

空間全体の雰囲気を決定づける壁面ですが、色彩やデザインの選択によって、企業の理念や価値観を表現できます。

 

2.オフィスの壁の種類


オフィスの壁には、主に造作壁とパーテーションの2種類があります。

それぞれの特徴から、オフィスによりマッチする種類を考えてみましょう。

 

・造作壁

造作壁とは、建築時に現場で作られるオーダーメイドの壁です。

デザイン性と自由度が高く、企業のニーズに合わせた設計・発注が可能です。

素材も木材や石膏ボード、タイルなど多様な選択肢があり、デザインや機能性を追及できます。

オフィスのコンセプトや用途に合わせて、収納機能を付けたり、間接照明を組み込んだり、工夫次第でさまざまな付加価値をプラスできるのが魅力です。

また、一般的にパーテーションより耐久性が高く、長期間の使用に適しているメリットもあります。

ただし、造作壁は工事期間と費用がかかる傾向にあり、完成後の変更が難しいことから、導入を検討する際は計画的な準備が必要となるでしょう。

 

・パーテーション

パーテーションは、空間を柔軟に区切れる可動式の間仕切りです。

造作壁と比べて設置や移動が容易なため、レイアウト変更が多いオフィスに適しています。

工事が不要の種類もあり、初期コストを抑えられる点も大きなメリットです。

パーテーションには、主に以下の2種類があります。

・ハイパーテーション:天井まで届く高さがあり、防音性に優れ、周囲の視線を遮り、集中できる環境を作ることができる
・ローパーテーション:デスク周りを囲む程度の低い高さで、開放感を保ちながらも、適度なプライバシーとコミュニケーションを確保できる

オフィスのニーズに合わせて高さを選択することで、機能性とデザイン性を両立させられるでしょう。

 

3.オフィスの壁を作るステップ


オフィスの壁を完成させるには、一般的に以下の5つのステップで進めます。

 

・ステップ(1)壁の設置場所と目的を決める

最初のステップは、その目的と場所を具体的に決めることです。

「オフィス内のエリア分けをしたい」「プライバシーを確保できるオフィスにしたい」など、壁を作る目的はさまざまでしょう。

例えば、受付と執務スペースを分ける場合、来客者の視線を遮りながらも、オフィス全体の雰囲気も感じられるような壁が求められます。

壁を設置する理由を深く掘り下げてみましょう。

設置場所については、現在のオフィスレイアウトを見直し、業務の流れや社員の動線を分析することで、適した壁の配置が見えてきます。

また、将来的な組織変更や人員増加も考慮に入れ、長期的な視点で計画することも場所を決める上で重要なポイントです。

 

・ステップ(2)目的に合わせてイメージを具体化する

壁の設置場所と目的が決まったら、次はイメージを具体化する段階です。

企業のブランドイメージや社風、業種の特性などを反映させたデザインを考えてみましょう。

例えば、クリエイティブな業種であれば、自由な発想を促すような明るく開放的な雰囲気のデザインが考えられます。

一方、金融機関や法律事務所のような業種では、信頼性や安定感を印象づける落ち着いたデザインが適しているでしょう。

イメージを具体化する際は、デザイン雑誌やインテリア関連のWebサイトから参考となる事例を集めたり、社内アンケートを実施したりするのも有効です。

実際に働く社員の意見を取り入れることで、より快適なオフィス環境づくりにつながります。

 

・ステップ(3)色・素材・デザインを決める

具体的なイメージが固まったら、次に色や素材、デザインを選定します。

特に、色の選択はオフィスの印象を決める重要なポイントです。

使用する色により、空間の雰囲気や訪れる人にさまざまな影響を与える可能性があります。

色に期待できる効果は、以下の通りです。

・赤や黄色、オレンジなどの暖色系:エネルギッシュで前向きな気持ちを引き出す
・淡いブルーやグリーンなどの寒色系:広々とした印象を与えながらも、穏やかな雰囲気を作り出す
・グレーやベージュなどの中間色:長時間過ごしても疲れにくく、集中力を維持するのに役立つ

また、企業のブランドカラーを壁面デザインに取り入れれば、ブランドイメージの強化につながるでしょう。

 

・ステップ(4)オーナー・管理会社に連絡する

賃貸オフィスでは、壁の設置や改修を行う前に、ビルのオーナーや管理会社への確認が必要です。

契約内容によって工事可能な範囲が異なるため、事前に相談することで、後々のトラブルを防げます。

具体的には、工事の内容や範囲、使用する素材、工期などについて詳細な計画書を提出し、承認を得る流れが一般的です。

場合によっては、図面や設計書の提出が求められるかもしれません。

また、作業可能な時間帯や騒音レベル、養生の方法など、工事に関する制限事項も確認しておくことが大切です。

後々のコストを考慮し、退去時の原状回復義務についても併せて明確にしておくことをおすすめします。

 

・ステップ(5)内装業者と連携をとって進める

オーナー・管理会社の承諾が得られたら、内装業者に連絡し話を詰めていきます。

まず複数の業者から見積もりをとり、過去の施工事例や実績を確認・比較すると失敗が少ないでしょう。

業者との打ち合わせでは、デザインイメージや機能面での要望を具体的に伝えることが大切です。

あらかじめ図面や参考画像を用意しておくと、スムーズです。

完成のイメージがわかない場合、実際に使われるサンプルなどを見せてもらうと良いでしょう。

工事中は定期的に進捗を確認し、問題があれば早めに対応することが重要です。

完成後は仕上がりを確認し、必要に応じて調整を依頼しましょう。

 

4.オフィスの壁に取り入れられるアイデア6選


オフィスの壁を設置する手順は理解できても、実際のデザイン選びに迷うこともあるかもしれません。

以下では、多様な特徴や魅力を持つ壁のアイデアを6つ紹介します。

 

・ガラスウォール

透明感と開放感を両立させるガラスウォールは、現代的なオフィスにぴったりのアイテムです。

空間を仕切りながらも光を通すため、閉塞感を抑えながら区分けができます。

特に、ミーティングスペースや役員室など、視認性を確保しながらも音や空気を遮断したい場所に適しています。

また、ガラス面をホワイトボードとして活用したり、プロジェクターのスクリーンとして使用したりするなど、多機能な使い方ができるのも特徴です。

 

・スライディングウォール

スライディングウォールは、空間を多目的に活用したいオフィスに好適です。

必要に応じて開閉できるため、大きな会議室を複数の小会議室に分けたり、イベント時に広いスペースを確保したりできます。

レール式で移動させるタイプや折りたたみ式のものなど、さまざまなバリエーションがあり、用途や設置場所に合わせて選択可能です。

また、遮音性の高い素材を選べば、隣接する空間への会話や音声漏れを抑えながら使用できます。

設置コストは比較的高めですが、多様な働き方に対応できる現代のオフィスづくりには有効な選択肢の一つでしょう。

 

・ホワイトボードウォール

ホワイトボードウォールは、クリエイティブなチーム作業が多いオフィスにおすすめです。

壁の一面をホワイトボードとして使用できるため、広々とした描画スペースが生まれ、アイデアを可視化し情報共有しやすい環境が整います。

会議室や打ち合わせスペースはもちろん、フリーアドレスのオフィスの一角に設置すれば、即興的なミーティングや情報交換の場としても重宝するでしょう。

また、プロジェクト管理やタスク可視化にも効果を発揮し、チーム全体の進捗把握に役立つのもポイントです。

 

・グリーンウォール

グリーンウォールとは、植物を取り入れた壁で、自然による安らぎとデザイン性を兼ね備えた壁面演出が可能です。

生きた植物を使用したリビングウォールや、メンテナンスの少ない保存加工植物を用いたプリザーブドグリーンウォール、お手入れが簡単なフェイクグリーンなどがあります。

従業員のストレス軽減や集中力向上といった効果が期待できるため、健康経営の観点からも注目されています。

来訪者に対しても、環境への配慮や健康重視の企業イメージを印象付けるブランディング要素の一つとなるでしょう。

 

・アルミパーテーション

アルミパーテーションは、清潔感があり、落ち着いた印象を与えたいオフィスにぴったりです。

金属素材ならではの洗練された質感が、先進的な企業イメージを演出してくれます。

軽量なため設置や移動が比較的容易で、耐火性や防音性に優れた商品が多くあるのも特徴です。

さらに、メンテナンスも比較的簡単で長期使用に適しているため、コストパフォーマンスの高い選択肢といえます。

もし閉塞感が気になる場合、透明パネルと組み合わせれば、開放感を保ちながらも適度な区切りを設けられるでしょう。

 

・スチールパーテーション

スチールパーテーションは、耐久性に優れたスチール製のため、強度が求められる環境におすすめです。

長期間使用できることから、メンテナンスの手間も軽減されます。

また、遮音性や防火性能が高く、セキュリティ面でも信頼できる選択肢です。

さまざまな表面仕上げが可能で、木目調や石目調など、多彩なデザインを実現できるのも魅力です。

重量がある分、設置には専門業者による工事が必要となりますが、安定感のある仕切りとして長く活用できるでしょう。

 

5.まとめ:壁の効果的な活用で理想のオフィス環境を実現!


オフィスの壁は、単なる仕切りではなく、企業イメージや従業員の働きやすさを左右する重要な要素です。

特にホワイトボードウォールのような機能的な壁面は、クリエイティブな発想を刺激し、業務効率を高める効果が期待できます。

また、ガラスウォールやグリーンウォールなどのデザイン性の高い壁は、来訪者に良い印象を与えるだけでなく、従業員のモチベーション向上にもつながるでしょう。

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