近年、様々な企業が導入を進めているウェルビーイング。
ウェルビーイング重視のオフィスには、生産性の向上や働き方改善など、さまざまな効果が期待できます。
そこで今回は、ウェルビーイングをオフィスに取り入れるメリットと取り入れ方を解説していきます。
INDEX
1.ウェルビーイングとは?
2.オフィスにウィルビーイングを取り入れるメリット
3.ウェルビーイングの取り入れ方
4.まとめ
1.ウェルビーイングとは?
ウェルビーイングとは、Well(良い)とBeing(状態)を組み合わせた言葉で、WHO(世界保健機関)によると「病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」と定義されています。
引用元:WHO(世界保健機関)
2.オフィスにウェルビーイングを取り入れるメリット
オフィスにウェルビーイングを取り入れるメリットをご紹介します。
・社員のストレス軽減
オフィスにリラックスできる環境を設けることで、社員のストレス解消に寄与し、メンタルヘルスの向上につながります。
ストレスフリーな環境は社員の幸福感を高め、仕事へのモチベーションを高める効果があります。
・生産性の向上
ウェルビーイングへの取り組みは、社員のワークエンゲージメントを高めることにも繋がります。
集中して業務ができる執務スペースをつくり、社員がストレスフリーで仕事ができる環境を整えましょう。
働く環境を改善することで、生産性や業務効率の向上が期待できます。
・チームビルディング
オフィスの仕切りや壁を撤廃し、フラットな環境にすることで、コミュニケーションが促進されます。
また、共有スペースを設置することで、チームメンバー同士の結束が強まり、協力関係が築かれます。
・人材の確保と定着
競争が激化する採用市場において、魅力的なオフィスづくりは非常に重要なポイントです。
オフィス環境の快適化や福利厚生の充実を図り、求職者に働きやすさをアピールしましょう。
働きやすい環境をつくることで、採用率が上がるほか、社員の定着率が高まります。
3.オフィスにウェルビーイングを取り入れる方法
オフィスにウェルビーイングを取り入れる際の手順をご紹介します。
・社員へのヒアリングを行う
オフィスづくりのためには、実際に現場で働いている社員の意見を取り入れることが最も重要です。
「今のオフィス環境に満足しているか」「不満点はないか」等、ヒアリングを実施しましょう。
社員のニーズを明確に把握することで、より働きやすいオフィス環境を構築できます。
・オフィスづくりのポイント
社員から集めた意見をもとに、課題に合わせてさまざまな要素を取り入れていきましょう。
【快適な仕事環境の整備】
快適な空調管理や適切な照明、騒音対策などを実施することで、生産性に大きく影響を与えます。
社員が集中して作業できるように、快適な作業環境を形成しましょう。
詳しくは「人材採用を有利にするオフィスづくりとは?」をご覧ください。
【フレキシブルワークの推進】
社員がワークライフバランスをとりながら業務に従事できるように、より自由な働き方を取り入れましょう。
フレックス制度や在宅勤務など、社員一人ひとりの生活スタイルに合わせた働き方を可能にすることで、働きやすさを改善できます。
時差出勤を取り入れる場合は、フリーアドレススペースの導入がおすすめです。
詳しくは「フリーアドレスオフィスの作り方とメリット・デメリット」をご覧ください。
【リラックスできるスペースの設置】
作業効率を高めるためには、十分な休憩をとることが欠かせません。
休憩室を快適な空間にすることで、社員がリフレッシュできる環境を整えましょう。
景色を見ながらゆっくりと休むことができる休憩室。
詳しくは「おしゃれなリフレッシュエリアの作り方。オススメ家具・アイテム集。」をご覧ください。
【自然との調和】
植物を取り入れたり、自然光を利用したりするなど、自然と調和した環境づくりを行いましょう。
オフィス内に自然光を取り入れることで、社員の気分が明るくなります。
窓際にデスクを配置したり、オープンスペースを明るくするなどの工夫が効果的です。
また、オフィス内の家具や装飾に自然素材を使用することで、心地よくリラックスできる空間を演出できます。
観葉植物やウォールグリーン、木製の家具などを取り入れ、自然豊かなオフィス環境を作りましょう。
【コミュニケーションの促進】
コミュニケーションは組織内での円滑な業務遂行、さらには社員のモチベーション向上にとって不可欠な要素です。
コミュニケーションを活性化させるために、フリーアドレスやカフェスペースなどのオープンスペースを設置しましょう。
部署や立場の垣根がない交流が増えるため、円滑な人間関係が構築できます。
スペースに余裕がない場合は、オフィスの壁や区切りをなくしたフラットなつくりにすることで、視覚的なコミュニケーションの妨げを最小限に抑えます。
詳しくは「社内コミュニケーションとは。活性化のためのオフィス作り」をご覧ください。
世代や部署を超えたコミュニケーションが可能になるスペース。
【集中スペースの導入】
コミュニケーションを活性化させるオフィスづくりを検討していたとしても、ときには一人で集中して作業に取り組みたい場合もあります。
そんなときに最適なのが、パーテーション付きのデスクや個室ブース。
オープンでフラットな環境とは離れた場所に導入し、集中して作業を進められるような環境を設けることで、生産性の向上も図れます。
ブースで集中して業務に臨むことが可能なオフィス。
【健康促進のための取り組み】
社員の運動不足を改善するために、社内にジムを設置する企業もあります。
体を動かして気分転換することで、業務効率の上昇が期待できます。
・設置後も定期的にヒアリングを行い、成果を可視化
オフィスにウェルビーイングを取り入れた後も、現場で働く社員に定期的なヒアリングを実施しましょう。
成果を可視化することで、より良いオフィスづくりができます。
4.まとめ
以上、ウェルビーイングの取り入れ方と、そのメリットについてご紹介しました。
ウェルビーイングを取り入れることで、社員の働きやすさだけでなく生産性の向上にも寄与します。
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