近年、働き方改革をきっかけにオフィスデザインに関心が高まっており、オシャレなオフィス環境は様々な効果をもたらします。
今回はその中でも、オシャレにみせるレイアウトについて詳しくご紹介していきます。
INDEX
1.オシャレオフィスのメリット
2.オシャレに見せるポイント
3.レイアウトのポイント
4.レイアウトの種類
5.まとめ
1.オシャレオフィスのメリット
オシャレなオフィスは、会社にとって様々なメリットをもたらします。
ここでは具体的なメリットについてご紹介します。
・生産性の向上
オフィスは社員によっては、一日の3分の1の時間を過ごす場所です。
居心地がよくオシャレなオフィスはモチベーション向上に繋がります。
また、その企業で働けることに誇りを感じてもらうことで、企業に貢献しようという意識が高まり、オフィス全体の生産性向上に結びつきます。
印象を与えられるため、企業としての一貫性を訴求することができます。
・ブランドイメージの向上
エントランスや応接室がオシャレなオフィスは、来訪者に企業のブランドイメージをアピールすることができます。
自社のコンセプトやサービスをオフィスデザイン落とし込むことで、ブランドイメージを分かりやすくアピールすることができます。
・採用効果
オフィス環境は、既存スタッフの働きやすさやモチベーションだけでなく、新規採用にも大きくかかわってきます。
求職者にとって職場環境は、仕事内容や待遇など同様、就職先を判断する大事な要素となります。
i-plugが2023年卒の学生を対象に実施したアンケートによると、80%以上の学生が「社内の雰囲気が良い」企業に魅力を感じると回答し、給与や待遇面に関する項目を抑えて1位という結果になりました。
この結果から、学生の8割もが企業の雰囲気に注目していることが分かります。
オフィスの環境を整えることはとても有効な手段といえます。
・コミュニケーションの活性化
オフィスデザインは、社員同士のコミュニケーションにも大きな影響を及ぼします。
オシャレオフィスに多く見られるフリーアドレス席や、カフェスペース、ラウンジ等、社員同士が交流しやすいスペースやレイアウトにすることで、コミュニケーションの活性化に繫がります。
またコミュニケーションの活性化は、新しいアイデアが生まれるきっかけとなったり、ミスを事前に防ぐことができるなど、もたらされるメリットは大きいです。
2.オシャレに見せるポイント
次に、オフィスをオシャレに見せるポイントをご紹介します。
・統一感を出す
デザインを統一することで、洗練された雰囲気の演出が可能になります。
統一感を出すために最も重要なポイントは、色使いを意識することです。
オフィスデザインに使用するテーマカラーを決め、その色と同じトーンや同系色を使用してインテリアを揃えることで、一気にバランスの良いオフィス空間になります。
・動線を考える
オフィスデザインを考える上で欠かせないのが動線設計です。
動線とは、オフィス内で人が移動する際の経路のことです。
動線が悪いと業務の効率が下がってしまったり、スタッフのストレスの原因にもなります。
効率よく社員が働けるように、シンプルで出来るだけ短い動線を心がけましょう。
・リフレッシュスペース
近年、オフィスデザインの中でも注目を集めているのがリフレッシュスペースです。
休憩スペースとは別に、従業員が気楽にリラックス出来るスペースとして設置する会社が増えてきています。
リラックススペースを設置することで、生産性の向上やコミュニケーションの活性化等に役立つ事が分かっています。
・インテリアを工夫する
オシャレなオフィスの中でもポイントとなるのがインテリアです。
オフィスのインテリアは、社員にとって働きやすい環境を整えるための大切な要素です。
デザイン性だけを重視するのではなく、機能性も確保されているインテリアを選ぶことが大切です。
インテリアを選ぶ際、オフィスデザインのコンセプトにあっているか・大きさはオフィスにマッチしているかを確認することもオシャレに見せるポイントです。
3.レイアウトのポイント
オフィスデザインやレイアウトを決める際、重要になってくることが2つあります。
1つめは「コンセプト」です。オフィスのデザインコンセプトは単に見ためのデザインイメージを意味しているだけでなく、企業の想いや特徴を意味しています。
自社の特徴はなにか・社員がどのような働き方をしたいのか等、自社にあったコンセプトを明確にすることで、統一感のあるオフィスデザインが完成します。
そしてもう一つは「ゾーニング」です。
ゾーニングとは、使い方や目的に沿って、スペースを区分けすることです。
ゾーニングとは空間をテーマや用途に分けて考えることを言います。
応接室や会議室をエントランスから近い位置に設置しておくことで、来訪者の案内もスムーズに対応できる為、場所の関連性もポイントです。
一般的に、おしゃれなスペースを作るためには空間の余白が必要だとされているため、それぞれの場所の用途と余白を意識した空間づくりを行うことで、機能的でデザイン性にも優れたオフィスになります。
4.レイアウトの種類
職種や業務内容によって働きやすいレイアウトは異なってきます。
仕事に集中しやすい机の向き、動きやすい動線など、日々の仕事内容をイメージして生産性が高まるレイアウトを考えることが重要です。
オシャレなオフィスに多く見られるレイアウトをご紹介します。
・対向式(島型)レイアウト
デスクを向かい合わせに配置するレイアウトです。
最も一般的で、隣や向かい合わせの席の社員ともコミュニケーションが取りやすい点が大きな特徴です。チームでの業務を行う職種に向いています。
・背面対向式レイアウト
背面対向式レイアウトは社員同士が対面しないように背中を向け合うレイアウトです。
個人の作業に集中できる一方で、横と後ろに社員がいるため後ろを振り返るだけでコミュニケーションが取りやすい点が大きな特徴です。
企画や開発等を行う職種に向いています。
・フリーアドレス型レイアウト
社員の席を固定するのではなく、デスクとイスだけを用意し、空いている席に自由に座って業務を行うレイアウトです。
デスクの配置としては対向式レイアウトを用いることがほとんどですが、外出している社員がいた場合にスペースを効率よく使える点が特徴です。
外出が多い営業職等の職種に向いています。
・ブース型レイアウト
1人1人のデスクがパーテーションやパネルで囲まれていて、個人のブースを確保するレイアウトです。
コロナ禍でウェブ会議の増加により注目を集めているのがブース型レイアウトで、デスクが囲まれている為、周囲の視線や音が気にならず自分の作業に集中しやすいのが特徴です。
デザイナーなどクリエイティブな職種に向いています。
5.まとめ
以上、オフィスをオシャレに見せるレイアウトについてご紹介しました。
オシャレなオフィスは従業員のモチベーションアップだけでなく、企業のブランド力向上や人材採用にも繋ります。
自社の働き方に合わせた最適なレイアウトを選ぶことが大切です。
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