オフィスに限らず、住宅やお店などでも人気のスケルトン天井。
建築における『スケルトン』とは、天井や床、柱などの構造躯体がそのままになっている状態を言います。天井が高いお店で素敵!と見上げたら、天井が剥き出しだったということありませんか?
なんとなくおしゃれな雰囲気が漂うスケルトン天井が具体的にどんなものなのか、メリット・デメリットと共にお伝えします。
スケルトン天井とは?
前述した通り、天井の構造躯体がそのままになっているものです。
本来天井裏にある、ダクトや配線が剥き出しの状態です。塗装することで上品なものに演出できることもあります。
近年は住居用でもスケルトン天井を採用する一般家庭が増えたと言います。おしゃれな雑貨屋や、カフェなどでよく見かけますね。
コンクリートのクール感、無骨な印象が魅力的という声が多いです。
スケルトン天井のメリット
▶天井高がアップする
開放感があり、部屋が広く見えます。
▶空間がおしゃれに演出できる
オフィスのデザインや全体との調和にもよりますが、スケルトン天井は洗練したおしゃれな雰囲気を出したい場合にも良いでしょう。
スケルトン天井のデメリット
▶コストがかかる
多くのオフィスではすでに天井板がキレイに張られており、お金をかけて天井や骨組みを解体するという工程が必要になります。原状回復時も、天井復旧が必要な場合が多いため余分にコストがかかります。オフィスにおいてはまだ少ないのが現状です。
▶遮音性が悪くなる
天井ボードや下地材を取り払うわけですから、その分音が通りやすく、声が反響します。上階の音が気になる場合や集中力を必要とする業種の場合、慎重に検討しましょう。
▶空調が効きづらい
スケルトン天井は外気の影響を受けやすいと言われています。温度の感じ方は人それぞれですが、特にベンチャーに多いIT企業においては空調効率の低下は致命的とも言えますし、それまで以上に電気代がかかる可能性もあります。
スケルトン天井はメリット・デメリットを把握した上で検討しましょう。
サン・プランナーでは、お客様の業種やご希望に沿って最適なオフィスをご提案します。ご連絡、お待ちしております。
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