ゴールデンウイーク明けに従業員のモチベーション低下や五月病に悩む企業は決して少なくありません。
五月病を「個人の問題」として放置すると、労働生産性の低下や早期離職を招く要因となる場合があります。
そこで今回は、五月病対策の一環として従業員のストレスを軽減するためのオフィスづくりのポイントをまとめました。
「五月病を未然に防ぎたい」「健康経営に力を入れたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
INDEX
1.五月病に役立つウェルビーイングなオフィスづくりのポイント
2.まとめ
1.五月病に役立つウェルビーイングなオフィスづくりのポイント
五月病は、気温の変動で体調が崩れやすいところに、4月の環境変化に伴うストレスが重なることが主な原因とされています。
そのため、五月病対策の一環として労働環境の改善に取り組む場合は、ウェルビーイングなオフィスづくりを目指すのが近道とされています。
ウェルビーイングとは、人が肉体的・精神的・社会的に満たされて良好な状態にあることを意味する言葉です。
ウェルビーイングを意識したオフィス環境を整えれば、五月病の原因となる心身の不調を軽減や解消に役立つと考えられています。
では、ウェルビーイングなオフィスを作るにはどのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?
ここでは五月病対策に役立つオフィスづくりの主なポイントを5つご紹介します。
・ABWの導入
ABW(Activity Based Working)とは、従業員が柔軟に働く場所・時間を選ぶワークスタイルのことです。
ABWを導入すれば「今日は体がだるくて辛いから自宅でテレワークしよう」「同僚と話して気分転換したいからオフィスに出社しよう」など、その日の気分で働く場所を変えられるため、ストレスの軽減につながります。
また、テレワークか出社かの2択だけでなく、オフィス内でも多様な働き方ができる環境を整えることが大切です。
例えば、個室または半個室の集中ブースを設ける、執務室をフリーアドレス制にする、テレワークをしている従業員とコミュニケーションを取るためのWebミーティングブースを設置するなど。
働く場所の選択肢が豊富なほど、業務内容や気分にぴったり合うスペースで働けるため、従業員のストレス緩和を期待できます。
・バイオフィリックデザインの採用
バイオフィリックデザインとは「自然と結び付きたい」という人の本能的な欲求に基づき、建物や空間のデザインに植物・自然光・水などを採り入れる手法のことです。
人は自然とのふれあいによって健康や幸福感を得られるといわれており、オフィスにバイオフィリックデザインを採用すればリラクゼーションやストレス緩和の効果を期待できます。
具体的な例を挙げると、観葉植物を設置する、自然光を採り入れる、天然素材のオフィス家具を配置するなど。
また、バイオフィリックデザインは視覚的なデザインだけでなく、聴覚や嗅覚にアプローチするスタイルもあります。
例えば、川のせせらぎや森の音をBGMとして流したり、アロマディフューザーを設置したりすれば、よりリラクゼーション効果が高まるでしょう。
ただし、音やにおいの好みは人によって異なります。
あまり過度な演出を行うと「うるさくて集中できない」「においで気分が悪くなる」といった問題が浮上することもあり得るため、従業員の意見にも耳を傾けながら適切なバイオフィリックデザインを検討することが大切です。
また、観葉植物を設置する場合も「動線の邪魔にならないか」「定期的に手入れはできるのか」といった課題について慎重に考える必要があります。
・リフレッシュスペースの導入
リフレッシュスペースとは、従業員の心身を癒やすことを目的に作られるスペースのことです。
仕事の合間に適度な休憩を取れば、五月病による倦怠感の緩和につながりますし、オン/オフの切り替えによって頭や体をリセットする効果も期待できます。
リフレッシュスペースでは、癒やしやリラクゼーションが主体となるため、前述したバイオフィリックデザインの採用や、白・緑など癒やし効果の高い色を内装に用いるのがおすすめです。
もし予算があるなら、コーヒーマシンやお菓子を常備するなど、プラスアルファのサービスを提供するのも効果的でしょう。
また、リフレッシュスペースで仕事をしたいという意見がある場合は、スペースの一画にブース席を設けてみても良いでしょう。
・サーカディアンリズムを採り入れる
サーカディアンリズムとは、約24時間の周期を持つリズムのことです。
例えば体温や血圧、心拍や免疫機能、代謝などにはサーカディアンリズムが認められます。
このサーカディアンリズムが乱れると、寝付きや寝起きが悪い、日中に眠気や倦怠感に見舞われるといった体調不良が起こりやすくなりがちです。
サーカディアンリズムは五月病とも関係があり、新生活の影響で生活リズムが乱れると、サーカディアンリズムも狂って五月病の症状が悪化するリスクが懸念されます。
そのようなサーカディアンリズムを整えるには、環境光を上手に活用するのが効果的です。
オフィスに自然光に近い色・明るさの照明を採り入れ、かつ時間帯に応じて照度や色を調節すれば、乱れたリズムを整えることが可能になります。
近年は、サーカディアンリズムの概念を採り入れたサーカディアン照明が各メーカーからリリースされているため、五月病対策の一環として検討してみるのも良いでしょう。
なお、サーカディアン照明は夕方につれて徐々に照度を低下していくため、一日中明るく照らすよりも省エネになります。
体内リズムを整えつつ、電気代の節約も期待できる一石二鳥の対策といえるでしょう。
・疲労を軽減するオフィス家具の設置
オフィス家具を疲労軽減に特化したものに交換するのもストレス解消に役立ちます。
例えば、利用者の体形に合わせて高さを調整できるデスクや、人間工学に基づいて設計されたチェアなどを導入すれば、長時間デスクワークしているときの負担を軽減できるでしょう。
また、家具の色も淡い色でまとめるなど、全体のカラー配置を工夫すればオフィス全体の雰囲気が良くなり、癒やし効果につながります。
なお、オフィス家具を選ぶときはスペースの面積や動線に合ったサイズ・デザインのものを選ぶことも大切です。
どれほど機能的でおしゃれな家具を導入したとしても「移動がしにくい」「部屋全体に圧迫感がある」といった不満が生じるとストレスの原因になります。
デスク同士の間隔を適度に空ける、デスクとOA機器の動線を短くするなど、従業員が働きやすい環境づくりも意識することが大切です。
2.まとめ:五月病対策は従業員にとって快適&働きやすいオフィスづくりが有効
五月病対策に取り組みたいのなら、従業員にとってストレスフリーな環境を目指すことが重要です。
従業員が心身や社会的に満たされるウェルビーイングなオフィスづくりのために、ABWやリフレッシュスペースの導入、バイオフィリックデザインの採用などを検討してみると良いでしょう。
「ABWを導入したいけれど具体的に何をすれば良いか分からない」「オフィス家具のレイアウトが決まらない」など、オフィスレイアウト・デザインに悩む場合は、プロの業者に相談しながら二人三脚で計画を進めていくことをおすすめします。
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