オフィス内装工事を請け負っているデザイン会社は多くあるので、「どこに依頼すれば良いか分からない……」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
業者選びに失敗すると、「思ったような仕上がりにならなかった」「予算をオーバーしてしまった」といったトラブルを招く原因になります。
そのため、オフィスデザイン会社を選ぶときはコツを押さえてじっくり比較検討しましょう。
そこで今回は、内装工事で失敗しないためのオフィスデザイン会社の選び方や比較のポイント、発注時の注意点をまとめました。
INDEX
1.内装工事で失敗しないために!オフィスデザイン会社を選ぶときの比較ポイント
2.オフィスデザイン会社に工事を依頼する手順
3.オフィスデザイン会社に依頼する際の注意点
4.まとめ
1.内装工事で失敗しないために!オフィスデザイン会社を選ぶときの比較ポイント
オフィスデザイン会社と一言にいっても、工事の範囲やサービス内容、実績などは業者ごとに異なります。価格のみで選ぶと後悔することになりかねないので、オフィスデザイン会社を選ぶときは複数のポイントをじっくり比較検討しましょう。
ここではオフィスデザイン会社を選ぶときに重視したい比較ポイントを4つご紹介します。
・施工実績
顧客の多種多様なニーズに応えるためには、専門的な知識と豊富な実績が必要不可欠です。
実績が少ない会社に依頼すると、要望やニーズを満たす提案をしてくれなかったり、修正にしっかり対応してくれなかったりする恐れがあります。
施工実績や施工事例はオフィスデザイン会社のWebサイトなどに掲載されているので、これまでどのくらいのオフィスデザインを手がけてきたのか、どういった施工を行ってきたのか、などを入念にチェックしてみましょう。
・業務範囲
オフィスデザイン会社の業務範囲は業者によって異なり、デザインや設計のみを担当するところもあれば、施工やアフターフォローまで一貫して対応してくれるところもあります。
前者の場合、施工は他の業者に別途依頼しなければならないので手間がかかりますし、デザイン会社と施工会社間のやり取りにミスがあると、設計通りに仕上がらなくなってしまう可能性があります。
特に、初めてオフィス内装工事を依頼する場合は戸惑うことも多いため、デザインから施工まで一貫して対応できるワンストップサービスの会社を選んだ方が良いでしょう。
・工事内容と価格のバランス
発注者にとってコストはできるだけ抑えたいものですが、価格だけを重視してオフィスデザイン会社を選んでしまうと、必要な工事が行われなかったり、品質の低い工事となってしまう可能性があります。
特に、相場よりも大幅に安い見積額を提示してきた業者には要注意です。
ニーズや要望が反映されないリスクが高まるのはもちろん、場合によっては施工後に予想外の追加料金を請求されることもあります。
オフィス内装工事の相場は、居抜き物件の場合は1坪につき15万円~40万円、スケルトン物件の場合は1坪あたり40万円~60万円が目安となっているので、相場を大幅に下回っていないかどうか確認してみましょう。
もちろん、上記はあくまで目安であり、実際の工事費用はオフィスの規模や工事内容によって異なります。
具体的な相場を知りたい場合は、複数の会社から見積もりを取り寄せることで、おおまかな相場を把握しやすくなります。
・アフターサポート
オフィスデザイン会社を選ぶときは、アフターサポート体制もしっかりチェックしましょう。
アフターサポート体制が整っていない場合、不具合やトラブルが発生したときに対応が遅れることがあります。
不具合や不備の内容によっては業務に支障をきたす場合もあるため、トラブル発生時にスムーズに対応できるよう、アフターサポートが充実した会社を選ぶことがおすすめです。
2.オフィスデザイン会社に工事を依頼する手順
実際にオフィスデザイン会社に内装工事を依頼するまでの基本的な流れを3つのステップに分けてご紹介します。
・目的・コンセプトを明確にする
まずは自社がオフィス内装工事を行う目的やコンセプトを明確にし、方向性を定めるところからスタートしましょう。
目的やコンセプトが定まらないままオフィスデザイン会社を選ぼうとすると、ニーズや要望を的確に伝えられず、求めているデザイン・施工が可能なのかどうか判断しにくくなってしまいます。
オフィス内装工事を行う理由は企業によって異なりますが、例えば「業務生産性を向上させたい」「従業員同士のコミュニケーションを活発化したい」など具体的な目的を定めていれば、オフィスデザイン会社が提案してきたプランが妥当かどうか判断しやすくなるでしょう。
・業者に相談する
目的やコンセプトを明確にしたら、自社のイメージを形にしてくれそうなオフィスデザイン会社を選定します。
前述した比較ポイントを基に条件を満たす業者をいくつかピックアップし、見積もりを取り寄せましょう。同じ条件で複数の業者から相見積もりを取れば、条件面を比較しやすくなります。
なお、見積もりでは価格だけでなく、工事の内訳もチェックしましょう。
「◯◯工事一式」のように細かな内訳を記載していない見積書は要注意です。
「一式」の中にどのような工事が含まれているか判断できず、施工後にオプション料金や追加料金と称して別途料金を請求される可能性があります。
見積もり内容に不明点や疑問点があれば、業者に問い合わせてみましょう。
その際、納得のいく回答が得られるかどうかが、信頼できる業者かどうかを判断するポイントとなります。
・本契約
費用・デザイン・実績・フォロー体制などを元に気になった業者を選んだら、具体的な打ち合わせを行います。
見積もりの金額や提示されたプランに納得できたら本契約を締結します。
契約の際は、契約書や図面の内容などをよく確認し、自社のニーズや要望がきちんと反映されているか、金額に間違いはないかなどをしっかり確認しましょう。
分からない部分があったらすぐに質問し、不安や問題は全て解消してから契約を結ぶことが大切です。
3.オフィスデザイン会社に依頼する際の注意点
オフィスデザイン会社に内装工事を依頼する際は以下2つの点に気を付けましょう。
・予算は明確に伝える
オフィスデザインの費用には上限がなく、デザインや素材にこだわるほどコストは割高になります。
そのため、オフィスデザイン会社に工事を依頼する際はあらかじめ具体的な予算を伝えておき、その上で要望やニーズを伝えましょう。
予算とニーズに大きな差がある場合、全ての要望を実現するのは難しいかもしれませんが、素材のグレードを調整したり、デザインをシンプルにしたりすれば、より理想に近づけられるでしょう。
・実現可能なデザインかどうか確認する
「こんなオフィスにしたい」という明確なイメージがあっても、実際に形にできるとは限りません。
特にオフィスデザインには消防法などの法律による制約があるため、内容によっては実現できない場合もあります。
そのため、明確なイメージが固まっている場合や、どうしても譲れない部分がある場合はあらかじめデザイン会社に相談し、実現可能かどうかを判断してもらいましょう。
もし実現不可だった場合でも、プロの手を借りていくつか修正を加えれば、問題を解決しながらニーズも満たせるオフィスデザインを仕上げられる可能性があります。
4.まとめ:オフィスデザイン会社は複数のポイントを比較し、慎重に選ぼう
オフィスデザイン会社は、それぞれ実績やサービス内容、価格設定、保証・アフターサポート体制などに大きな違いがあります。
価格のみを重視すると、仕上がりに納得できなかったり、トラブルが起こったときのサポート対応に不満を感じたりする原因になるので、複数の要素を比較し、総合的に信頼できる会社を選びましょう。
条件を比較したいときは、複数(3社~5社)の会社から相見積もりを取るのがおすすめです。
サン・プランナーは東京・名古屋を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。
「電源コンセントや分電盤設置工事」・「照明器具設置工事」・「エントランスや外壁などの照明器具設置」・「LED電球を使用した省エネルギー・低コストのご提案・工事」・「空調設備工事」・「セキュリティ工事」・「サーバー移設・新設」・「VPN・無線LANの架設」等、オフィスづくりをサン・プランナー1社だけで全てを終わらせることができます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございます。






