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2024/07/05コラム

SDGsの目標をオフィスに取り入れる方法(その2)

本記事は、SDGsの目標をオフィスに取り入れる方法(その2)と題して、(その1)で取り上げていないテーマについて紹介します。
【関連記事】SDGsの目標をオフィスに取り入れる方法(その1)

 

INDEX


1.SDGsの大意

2.SDG1:貧困をなくそう

3.SDG2:飢餓をゼロに

4.SDG4:質の高い教育をみんなに

5.SDG5:ジェンダー平等を実現しよう

6.SDG6:安全な水とトイレを世界中に

7.SDG8:働きがいも経済成長も

8.SDG10:人や国の不平等をなくそう

9.SDG14:海の豊かさを守ろう

10.SDG17:パートナーシップで目標を達成しよう

11.まとめ

 

1.SDGsの大意


(その1)でもご紹介しましたが、もう一度、SDGsの大意を紹介します。

SDGsこと「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)は、国連が掲げる17の目標で、持続可能な社会を目指すための指標です。

それぞれの目標には、具体的な達成目標が設けられており、これらを達成するための行動計画が示されています。

 

2.SDG1:貧困をなくそう


このゴールは、あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困を終わらせることを目指しています。

 

・コミュニティスペースの設置

オフィス内に地域社会との交流スペースを設け、地元コミュニティと協力して定期的にチャリティーイベントや募金活動を開催するなど、貧困の削減に向けた取り組みを行っていきましょう。

 

・サステナブルな購買ポリシーの採用

オフィス家具や設備の調達において、フェアトレード製品などのサステナブルな供給者を選び、貧困削減に貢献する製品を積極的に使用してみましょう。

 

3.SDG2:飢餓をゼロに


このゴールは、飢餓を終わらせ、食料安全保障と栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進することを目指しています。

 

・オフィスガーデンの導入

オフィス内や屋上に小さな菜園やハーブガーデンを設置し、従業員が新鮮な野菜やハーブを栽培できる環境を提供することで、食品の安全性と農業への興味関心の向上が期待できます。

 

・サステナブルな食材の選択

社員食堂やカフェテリアでは、代替肉などの持続可能な食材の使用や地産地消を意識した食材を使用することで、飢餓の撲滅に貢献できます。

 

4.SDG4:質の高い教育をみんなに


このゴールは、すべての人に公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進することを目指しています。

 

・学習スペースの整備

オフィス内に情報共有や自己学習ができるライブラリースペースを設置し、快適な椅子やテーブル、最新のIT機器など学習環境を整えることで、従業員が自由に学べる環境を提供できます。

 

・オンライン教育プラットフォームの導入

社内教育プログラムにオンライン学習プラットフォームなどを取り入れ、従業員が場所や時間を問わず学習できるようにしましょう。

 

5.SDG5:ジェンダー平等を実現しよう


このゴールは、ジェンダー平等を達成し、すべての人が力を発揮できるようにすることを目指しています。

 

・インクルーシブなデザインの採用

オフィスレイアウトにおいて、全ての従業員が働きやすい環境を提供するために、インクルーシブなデザインを取り入れましょう。例えば、授乳室や性別に配慮したトイレの設置など、多様なニーズに応えるための施策を導入し、全ての従業員が快適に働ける環境を作ってみてください。

 

・フレキシブルな働き方の推進

リモートワークやフレックス勤務を導入できるようにオフィス環境を整え、育児や介護を行っている従業員でも働きやすい環境を提供しましょう。

 

6.SDG6:安全な水とトイレを世界中に


このゴールは、すべての人々が安全な水と衛生設備にアクセスできるようにすることを目指しています。

 

・節水設備の導入

オフィス内に節水型のトイレや蛇口を設置することで、水の使用量を削減できます。また、雨水の再利用システムを導入し、水の有効活用を促進しましょう。

 

・衛生設備の改善

全ての従業員が快適に使用できる衛生的なトイレや手洗い場を設置し、清潔な環境を維持しましょう。

 

7.SDG8:働きがいも経済成長も


このゴールは、持続可能な経済成長と、全ての人に働きがいのある仕事を提供することを目指しています。

 

・快適なワークスペースの提供

従業員がリラックスして働けるように、体に負担がかかりにくいデスクや椅子を採用しましょう。
また、自然光を取り入れる設計や、静かな作業スペースを提供することで、働きやすさがさらに向上します。

 

・コミュニケーションエリアの設置

オフィス内にコミュニケーションエリアを設け、従業員同士の交流を促進することで、チームワークが強化され、生産性の向上が期待できます。

 

8.SDG10:人や国の不平等をなくそう


このゴールは、国内および国家間の不平等を是正することを目指しています。

 

・バリアフリーデザインの採用

オフィス内をバリアフリーに設計し、すべての従業員が平等にアクセスできる環境を提供しましょう。
エレベーターやスロープ、多目的トイレを設置することで、障がいのある従業員も安心して働けるようになります。

 

・多様性の尊重とインクルージョンの推進

多様なバックグラウンドを持つ従業員が共に働ける環境を整え、多様性を尊重する文化を育みましょう。
インクルージョンを促進するためのトレーニングやワークショップを定期的に開催してみてください。

 

9.SDG14:海の豊かさを守ろう


このゴールは、海洋と海洋資源を持続可能に管理し、保護することを目指しています。

 

・プラスチック使用の削減

再利用可能な食器やカトラリーの導入など、オフィス内で使い捨てプラスチックの使用を減らす取り組みを行うことで、プラスチックの削減に貢献できます。

 

・海洋環境保護活動の支援

社内で海洋保護に関する意識を高めるための啓発活動を行うことで、SDG14の目標に直接貢献できます。

定期的に清掃活動や環境保護団体への支援を行い、従業員と共に海洋環境の保護に取り組んでみましょう。

 

10.SDG17:パートナーシップで目標を達成しよう


このゴールは、持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化することを目指しています。

 

・パートナーシップの構築

他企業やNGO、政府機関とのパートナーシップを構築し、SDGsの目標達成に向けた協力体制を築き、共同プロジェクトやイベントを通じて、相互の強みを生かした活動を展開してみてください。

 

・情報共有と連携

持続可能な開発に関する情報を積極的に共有し、他の組織と連携を図り、定期的な会議やワークショップを通じて、最善の方法を学び合い、共通の目標の達成に向けて努めましょう。

 

まとめ:まずは実現が可能な目標から


(その1)に続き、SDGsの目標をオフィスに取り入れる方法について解説しました。全ての目標を達成するのは難しいかもしれませんが、まずは実現可能な目標から取り組むことが重要です。オフィスの改装や移転をお考えの方は、ぜひサン・プランナーにご相談ください。私たちは、持続可能なオフィスデザインの実現を全力でサポートします。

サン・プランナーは東京・名古屋を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。「電源コンセントや分電盤設置工事」・「照明器具設置工事」・「エントランスや外壁などの照明器具設置」・「LED電球を使用した省エネルギー・低コストのご提案・工事」・「空調設備工事」・「セキュリティ工事」・「サーバー移設・新設」・「VPN・無線LANの架設」等、オフィスづくりをサン・プランナー1社だけで全てを終わらせることができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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