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2022/09/15コラム

最先端オフィスのつくり方

働き方改革や感染症の拡大に伴い、ワークスタイルは大きな変革期を迎えています。

変わり続けるワークスタイルに対応するためには、オフィス環境を作り替えていかなければいけません。

今回は、新しい時代に対応した最先端オフィスの作り方についてご紹介します。

 

INDEX


1.機能性

2.デザイン

3.まとめ

 

最先端オフィスを作るために意識すべきことは、ワークスタイルに合わせることです。

自由なワークスタイルは今後も推奨されていくことが予測されるため、全ての人が働きやすい、多様な働き方に対応したオフィス作りを心掛けましょう。

それでは、オフィスに求められる機能性とデザインについて紹介します。

 

1.機能性


・デジタル化・オンライン化

最先端オフィスを作るうえで、デジタル化は欠かせません。

昨今の感染症拡大に伴い、オンラインでの業務が推進されてきました。

それによって時間と場所にとらわれない働き方が可能になり、多くの企業が業務スタイルを見直しています。

働きやすい環境作りを可能にする、デジタル化・オンライン化の例をご紹介します。

 

【ペーパーレス化】
紙媒体で運用していた社内資料のデータ化を進めましょう。
ペーパーレス化することで、コストの削減やセキュリティ問題の改善にも貢献します。

 

【テレワークの導入】
コロナ禍における働き方の変化に伴い、テレワークを導入する企業が増加しました。
出勤せずに業務に従事できるテレワークは、移動時間の短縮やストレスの軽減に寄与し、その結果生産性の向上につながります。
また、日によって出社勤務と在宅勤務を使い分ける、テレワーク併用の働き方も誕生しました。
社員の出社日を分散することで、オフィス規模の縮小化による費用削減も可能です。

 

【web会議への移行】
社内会議や取引先との打ち合せを、オンラインで実施する企業が増加しました。
移動時間や交通費を削減できる他、社員のストレス軽減に寄与します。
Web会議を円滑に行うために、リモート会議専用のスペースを設ける企業も増えてきています。

 

・フリーアドレスの導入

フリーアドレスは固定の席を設けずに、働く席を自由に選べるオフィススタイルです。

開放感があり、部署の垣根を越えた交流も可能です。

在宅勤務を導入して社員の出社日を分散することで、空間を有効的に活用でき、従業員数の多い企業でもオフィスの縮小化を実現できます。

ただし、集中して作業することが多い業務や、個人情報・機密情報を取り扱うことの多い企業は、フリーアドレス化には注意が必要です。

その場合、固定席との併用やグループアドレスの導入がおすすめです。

 

・各種スペース設置

社員の働きやすさを重視した最先端オフィスのために、さまざまなスペースを設ける企業も増えています。

オフィス環境を見直し、課題を補えるように導入を進めましょう。

 

【マグネットスペース】
マグネットスペースとは、休息や用事のために人が集まる、部署の垣根なく共同で利用できる空間のことです。
コピー機周辺や休憩スペース等を指し、場の共有によって社員同士の接点が増えるため社内のコミュニケーションを活性化できます。

 

【リラックススペース】
社員が十分な休息を取ることは生産性の向上につながります。
休憩スペースやカフェスペース等が社員にとって快適な場所となれば、職場に対する満足度も高まります。
飲み物を充実させたり、推薦図書やマンガを置く等の工夫によって、社員同士の気軽な交流の場となり、過ごしやすい空間となります。

 

【ミーティングスペース】
会議室と比べて開放的で気軽に利用できるため、社内のコミュニケーション活性化につながります。
ミーティングスペースはカジュアルでオープンな雰囲気が適しており、必要に応じてモニターや資料、ホワイトボードなどを取り入れましょう。
会議室よりも対面の距離が近いファミレス席や円卓を取り入れることで、社員が積極的に発言しやすい環境となり創造性の向上にもつながります。
社員同士での交流が持ちやすくなることで情報交換や意見の共有等もしやすく、意思決定の迅速化により業務の効率化にも貢献します。

 

【フリースペース】
大人数を収容できるフリースペースは、レイアウトによってさまざまな用途で使用することができます。
少人数の打合せから社内行事まで活用でき、社員同士の交流に便利です。
セミナー用のスペースやカフェスペースと兼用するのも良いでしょう。

 

【オープンスペース】
開放感のあるオープンスペースは守秘性の低い打ち合わせや商談に適しています。
ミーティングスペースやリフレッシュエリアと兼用している企業もあります。

 

【立ち話スペース】
立ち話スペースは短時間の打ち合わせに適しています。
あえて席を設けないことで気軽な交流ができ、会議や打ち合わせ時間の短縮化にもなります。

 

2.デザイン


オフィスのデザイン性は最先端オフィスを作るうえで欠かせないポイントです。

デザイン性の高いオフィスは従業員の働きやすさ向上だけでなく、取引先企業や求職者からのイメージアップにもつながります。

デザイン作りのためにまずすべきことは、コンセプトの検討です。

会社の雰囲気やコーポレートカラーをもとに、カジュアル、スタイリッシュ等のテーマの中から1つ選びましょう。

最近のオフィスデザインとして注目を集めている、北欧スタイルやブルックリンスタイルなどを参考にするのも良いでしょう。

コンセプトの決定後はオフィス作りに取り掛かりますが、いずれのデザインを選択しても欠かせないことがあります。

ここからは最先端オフィスをデザインするために、重要なポイントをご紹介します。

 

・ゾーニング

洗練されたデザイン作りのためには、ゾーニングに注意しましょう。

一般的に、おしゃれな雰囲気を演出するためには空間の余白が必要だとされています。

オフィスでよく課題に挙げられることは、視界が遮られることによって生じる閉塞感です。

これはオシャレな印象からかけ離れるだけでなく業務ストレスにもつながり、生産性が低下する恐れもあります。

背の低い家具を選んだり、パーテーションの配置を工夫することで、可能な限り遠い距離まで視線が届くようにしましょう。

また、収納の工夫や動線を意識した家具・什器の配置で、通路や執務スペースを広々みせることも重要です。

 

・デザインの統一

デザインを統一することで、洗練された雰囲気の演出が可能になります。

統一感を出すために最も重要なポイントは、色使いを意識することです。

オフィスデザインに使用するテーマカラーを決め、その色と同じトーンや同系色を使用してインテリアを揃えることで、一気にバランスの良いオフィス空間になります。

また、シンプルなデザインのオフィスでポイント的に模様を取り入れることで、整然とした雰囲気の中でもクリエイティブさを感じることができます。

 

4.まとめ


以上、最先端オフィスのつくり方についてご紹介しました。

機能性とデザインを考慮することで、洗練された雰囲気の働きやすいオフィスを作ることができます。

サン・プランナーは東京・名古屋・福岡を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業を展開しています。

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