ベンチャー企業はデスクに仕切りのないオープンオフィスを推奨しているところが多い印象です。確かにパーティションや仕切りがないだけでオフィスは明るく見え、自由な空間も演出できます。
しかし、間仕切りのないオープンオフィスにはデメリットが多いことも理解しておかなくてはいけません。業種や社員の働き方をよく考慮した上で、導入を検討しましょう。
間仕切りがない!オープンオフィス最大のメリットとは?
上でも申し上げた通り、オープンオフィスのメリットは会社のブランディングにも関わる【自由な空間を演出できる】ことでしょう。
特に新卒の就職希望者を集めたい企業などは、オフィスのデザインや自由度をアピールするため、オープンオフィスにするところが多いと言います。
間仕切りがないオフィスは目の前をさえぎるものがないため、解放感、明るく見せる効果があります。また、チームでコミュニケーションを必要とするオフィスにおいては円滑なコミュニケーションを後押しすることもできるでしょう。
間仕切りのないオフィスはストレスが多く生産性ダウン?
一見、メリットばかりに見えるオープンオフィスですが、多くの研究者からは「ストレスにより生産性が下がる」と指摘されているようです。
ストレスの原因は【騒音・雑音】【プライバシーの取り扱いが難しくなる】
身に覚えのある方も多いと思いますが、空いているカフェや電車で隣の人と1つ空けて座る、という行動は、これらを避けるためと考えられます。見知らぬ人よりは一緒に働いている同僚の方が抵抗はありませんが、しかし長時間となれば同様のストレスが生じるはずです。
コミュニケーションを活発化させるというメリットも、仕事とは関係ないコミュニケーションを不要に生み出す結果になってしまった、という事例もあるようです。
こういったことから、オープンオフィスの導入は慎重に検討しましょう。
パーティションの種類や工夫で上手にメリットだけを取り入れることも
例えば、間仕切りに使用するものの高さや素材を変えるだけで両方のメリットを取り入れることができます。パーティションを半透明にする、低いものにして視界を解放的にするなど。また、一部のみフリーのパーソナルスペースで集中ブースを設けるのもプライバシーの確保に効果的です。
近年は、さまざまな形・素材・カラーのパーティションがありますのでオフィスのレイアウトやデザイン、業務の効率性を考えて選びましょう。
サン・プランナーでは、オフィスの間仕切り、パーティション・オープンオフィスの導入についてご相談を承っております。まだ迷われているという方も、是非ご相談ください。最適なオフィス空間をご提案させていただきます。